ここから本文です

スター・トレックVI/未知の世界 (1991)

STAR TREK VI: THE UNDISCOVERED COUNTRY

監督
ニコラス・メイヤー
  • みたいムービー 7
  • みたログ 251

3.51 / 評価:98件

初期シリーズ世界の大団円。

  • pin******** さん
  • 2010年8月1日 7時32分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

「スター・トレック」の世界観を、ひねりの効いたストーリー展開で、みごとに大団円に持っていた作品。


前作が前作だけに、敗者復活戦はどうしても必要だったわけですよね。


長年敵対関係だったクリンゴン星人との和平を中心に、それを阻もうとしているものが誰なのかという、SFというよりもミステリードラマとして見せています。

二転三転するストーリー。

また、シェイクスピアのセリフを絡めるあたりも、どちらかというと、室内ドラマ的な「スター・トレック」の性格を表現していました。

まさに、知的レベルの高い(本当か?)トレッキー向け。

退官直前のエンタープライズ号のクルー達の、最後の仕事として描いているところも、いかにも大団円らしくていいですね。

ところで、和平を望むクリンゴンへの不信感を隠そうともしないカークの描き方は、今までのカークとどこか違うような気がしました。

今までのカークは自分は正しいと信じて暴力的な解決をしており、それを見る側も正しいと思っているだろうとの暗黙の前提があったように思えます。

「カークって無能だよな。」なんていうのは一部の反アメリカ的なひねくれものの感想にしか過ぎないのではないでしょうか(僕のこと?)。

ほら、多くのハリウッド製SFを見ればマッチョ系のヒーローが力ずくで物語を進めていくことのほうが多いじゃないですか。

それが、この作品では、カークの姿勢を終始批判的な目で描いているように思えるのです。

カークの活躍で物語りは大団円に向かいますが、結局、カークのようなタイプは過去の人になっていくのではないか。

そんな今後の展開を暗示するような物語でした。

今回のクリンゴンに対する不信感の塊のようなカークは、シリーズ中で一番好きなカークでもありました。

やっぱり僕はひねくれ者なのかな。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 楽しい
  • スペクタクル
  • 勇敢
  • 知的
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ