あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
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作品レビュー(734件)
- taka
4.0点
本作品はモダンホラーの帝王、スティーブン・キングが少年たちにとっての恐怖とはどういったものかを題材に書かれた小説を映画化したものである。 ホラーといっても、怖い要素は全くなくどちらかというと楽しい作品だ。 物語は田舎の小さな町でのお話。 キャッスルロック小さな町からどこへも出たことがない四人の悪ガキ達は退屈な毎日に辟易し何か刺激を求めてた所に、地元の少年が行方不明になったま死亡したことを盗み聞きし、死体を見に行くという恐怖を楽しむことに時間を費やそうと考える。 それから線路をたどって死体までたどり着くのだが、それまでに今まで小さい町しか知らないかれらにとって外の世界は誰からも干渉されない、危険で愉快な文字通り初めての空間となっていた。 常に死体という恐怖を念頭に置きながら旅をしている彼らは、何か心のどこかに今までとは違う責任感が芽生え始める。 ようやく死体を見つけ、旅が終わる頃には彼らは旅を始める頃とは少しだけど違って見えるのだった。 つまり、彼らにとって恐怖とはそれらに打ち勝つことで一つ成長させてくれるプラスとなる存在だったのかもしれない。 大人になってからでは人間はズル賢さを覚えたり、悪い状況になることを避ける傾向があるが、あえて恐怖に立ち向かうことで掛け替えのないものを手に入れることができたのだと思う。 そうやって物語は幕を閉じる。
- JEEG
5.0点
故郷の友に逢いたくなりました、元気かなぁ。
- kkk********
4.0点
久ぶりに再鑑賞。子供ながらに色々な事を経験しながら大人になっていく。友情を再確認しながら。
- sng********
4.0点
キング製非ホラーの代表作の映画化だが、当然ホラーが主題の一つとして立っている。 おばけは今回封印ではあるものの、少年たちの目的は死体探しで、道中では股間を食いちぎる猛犬や怖いおにいさんや吸血ヒルなんかとエンカウントするし、暗い森にはコヨーテもいるし、線路の進軍は交通事故の危険が付きまとってくる。貧困と飢えを想起させるシーンもあった。 詰まるところ命を損なうこと=「死」を恐怖の究極とするのは万国老若男女共通の認識である。 ゴーディは冷血な親により自分のアイデンティティを脅かされ、クリスも出自と悪徳教師により罪人のレッテルを貼られてしまったことが明かされる。 こども達が自分の世界をぶっ壊されたり、追い落とされる恐怖がそこにはあった。 映画本編は作家に成長したゴーディの回想といったスタイルになっているので、恐らくこれらのこどもの目を通した恐怖は結局は取るに足らない物と判断しても構わないのかもしれない。 何故ならばこれらの体験を共有出来たこと自体を「幸運と認識す」ることこそが人生において大切であると言っているに違いなく、だからこそ「スタンド・バイ・ミー」なのだからである。 こどもの無邪気な一面を全面に見せつつも、葛藤を分かりやすく暗くならずに描き出した点が良かった。 でもってリヴァーフェニックスは良すぎた。
- yos********
4.0点
ネタバレ懐かしき少年時代の思い出
このレビューにはネタバレが含まれています。
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