ストーカー

STALKER/СТАЛКЕР

163
ストーカー
4.0

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(56件)


  • hyp********

    5.0

    雨降りの日に観たい

    退屈という意見が多いですが、登場人物達の交わす会話、美しい映像、個人的にはそれだけで充分なのですがストーカーの部屋にある本棚の蔵書やフェルメールの様なカットワーク等映像から多分に深読み出来る感じが気に入っております。  タルコフスキー 監督の生い立ちと、その半生を知るに従い深読み度は増すばかり。 晴天の日中ではなく、雨降りの日に独りで観たい映画です。 明確な答えが出ることが全てではなく、観た人それぞれに答えがある。

  • アサシン

    2.0

    よくわからない、内容ではなく伝えたい事

    何が芸術くさい、胡散臭い、まがい物くさい、でも、わからないから、貶すこともできません。 多分、私にはわからない、時間が長いのだけはわかる。 誰か、この映画の意味を教えて欲しい。

  • dir********

    3.0

    上級者向け

    すごく幾何学的な映像で観念的な感じ。 いつ事件が起こるのかと見てたけど大した事件はなかった。 最初の1時間くらいモノクロで、その後カラーになるのだけれど モノクロの方が芸術性があって好きだったな。 上級者向けの映画です。

  • mos********

    4.0

    意味ある退屈

    ストーカーという用語が一般化した当初、タルコフスキーが脚光を浴びていると勘違いしたことがある。 ストーカーの呼称が無かった時代──おそらく80年代の半ばまで、それは変質者とかしつこい奴とか変態などと呼ばれていた。もしその当時誰かがストーカーと発したなら1979年のソビエト映画を指しているはずだった。 ただ一般に使われるストーカーとは意味が違い、映画では案内人の意味があった。 日本ではタルコフスキーといえば惑星ソラリスだが英語圏ではストーカーが同監督の代表作と見なされている──という記述を昔どこかで読んだことがある。同監督中imdbランクもトップで、母数も10万人を越えている。 個人的には僕の村は戦場だったがいちばんいい。二ばん目は鏡で、三ばん目はノスタルジア、四五番がサクリファイスと惑星ソラリス、ストーカーはその次だった。 これは解り易さの順番でもある。解らない話はないが、大人になるほど、まどろっこしくなる。若い時分ならアート系に与し得た気分が、年を経ると、もったいぶって見える。それはおそらく、誰にもあることではないか──と思う。 昔はアントニオーニもベルイマンもアンゲロプロスも楽しく見られたが、もう、その鑑賞気分にはならない。──とは個人の経年変化でもあるが、そもそも時代だってそうである。示威か懐古趣味で長回しする監督はいるだろうが、長回しに根拠がなければ、長回しに意味はない。アートを大資本に乗せているのはもはやテレンスマリックくらいなものだ。 時代である。 ロシアのSF小説にもとづく話。 隕石が落ちた一帯に怪異現象が発生し、ゾーンと呼ばれ、軍の管理下で立入禁止区域となる。 そこを案内人ストーカーと、教授と作家、三人の男が行脚する映画。 ゾーンは廃屋や瓦礫をふくむ野原である。そこは美しい場所だが、もし設定を外すなら、三人の男が野原や廃墟を歩いて行く、だけの映画である。 かつて人に使われていたものがうち捨てられている。それら雑多な滓か澱か塵のようなものの集積を、近い俯瞰でゆっくりとパンする撮影がよく使われる。 ロケーションには特殊効果が使われず、撮影用と思える敷設も最小限にとどまっており、ゾーンは殆どただの荒れ地である。 そこには水と草木と泥濘と苔むした廃墟と静寂のほかには何もない。 ゾーンを生きて通過できるのは善人だけ──とされている。ただ「善人」とはゾーン側の判断基準である。ストーカーはナットと包帯でつくった道標を投げつつ、迂回しながら、怖々と進んでいくが、我々から見えるのはただの原野だ、そこでまず試される。 道中、三人は観念的な低回をする。それは俺たちはなぜ生きているのか──系の問答で、強引でも前衛的でもないが、また試される。 試されるのは、好奇心かもしれない。リテラシーかもしれない。 あるいは眠気かもしれない。 rottentomatoesに映画を表わした寸言があった。 It's a film that challenges us to be bored, while refusing to be boring. 作家は人生が退屈なものだと感じており、変化か刺戟をもとめて、ストーカーに案内をたのんで、ゾーンに入ってきた。教授にも、体制への不満があった。いうなれば退屈を拒否しようとしていた。ところが、男三人が原野を歩くのは、いくらタルコフスキーの画面が充溢しているとはいえ、退屈なものだ。 「退屈することを拒否しながら、退屈するように私たちに挑戦する映画」とは正にその通りである。 長い道中は布石であって、重要な寓意はない。できれば我慢をお勧めする。SF的素材を用い、すべてが象徴になっているが、人は幸せを求めて外界を探求していくが、あんがい奇跡は身近にいるという話──だと個人的には思っている。

  • tan********

    4.0

    破滅と苦悩

    旧ソビエト時代の映画に脈々と流れる雰囲気。 これを暗い 退屈 芸術 どう捕らえるかが 個々の 好き嫌いに現れると思います。 ソラリスは 「死んだ愛する人のクローンをどうとらえるか」が 題材になってます。 誰にでもお勧めできる映画ではないけど 個人的には 好きです。

  • 夜風

    5.0

    ネタバレ人の心こそが最大の謎

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • hsa********

    5.0

    逆どらえもん、大傑作

    タルコフスキーの集大成の感のあるこの作品、廃墟ツアーの映画として、また汚れの映画としてまず世界映画史にその名を刻む。内容は難しくない。目的を持った者はストーカーだ。ハンターといったほうが解りやすいかもしれない。いずれにしろ、目的のために手段を合理化するという手法は資本主義はもとより社会主義も独裁政権で同じだ。いわゆる科学的合理性の名のもとに、数多くの少数派が生まれ排除される。幸福は強要できないのだ。ほぼ神話的な構図からなる主人公の三人だが。立ち入り禁止区域に侵入する事からわかるように少数派だ。文明に疑問を持った三人といったほうが解りやすい。三人はそれぞれ違ったアプローチをゾーンに対してするのだが、その心は科学偏重主義は人を幸せにしないということと信仰、哲学、抽象思考をもう少し重んじろ、だ。平和を望む者の大半は自分中心の平和だし、戦争を望む者の大半は自分以外の戦争なのだ。この二者は本性において大差ないのだ。人間の原罪のひとつといえるこういった側面を本当は何を望んでいるのかわからない主人公達に託している。時間とともにその存在感と価値を増やし続けるタルコフスキー作品。タルコフスキーファンとしては嬉しいが時代はいい方向には向かっていないことを表している。デビュー作、ローラーとバイオリンの水溜まりがゾーンの部屋の水溜まりへ変貌したさまを目撃するべきだ。信仰とはある美しさとある柔軟性の仮の名だ。

  • エル・オレンス

    3.0

    ネタバレなんでこんな映像を生み出せるのか不思議。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • egu********

    3.0

    回りくどいのは仕方が無い

    難解と言われてたのを知らず予備知識なしで鑑賞。 映画が全部直接的で分かりやすくても面白みに欠ける。 タルコフスキーのお国の事情に鑑みると回りくどくなるのは仕方が無い それを補完するかのように映像で魅せつける。 ただ全編160分かけて表現するものでもなかろうという印象が強く残った。

  • rec********

    5.0

    「同じ道は戻れない」。人生の如く

    「同じ道は戻れない」。人生の如く。だが同じ道を戻って待っていたのは恵みか?それとも代償か?  前作の「鏡」よりどこかメタファーの美しさや精彩さに欠ける気がしないでもない本作ですが「惑星ソラリス」よりもどこかよそよそしさが希薄になった気がして面白く観れました。 台詞はもちろん「タルコフスキーしてる」のですが映像とシンクロさせて内実を読み取っていけば実は難解でも何でもありません。 観客を小馬鹿にしているかの如くヒントまで提示するデビッド・リンチの「マルホランド・ドライブ」より遥かに良心的です。 個人的に大好きなアメリカテレビドラマ「LOST」はこの作品を母胎に生まれたんじゃないか?と思えるくらい実は冒険譚的でサンペンシフルです。 ただ一つ、このサイト参加者の方々に問いたいのは生きて帰ってきた「ストーカー」の娘(猿、と呼ばれている、と解釈していいんですよね?)の身に備わった超能力(ですよね?)―― あれは「道を戻ってきた者」への恵みですか?それとも代償でしょうか?

  • spi********

    3.0

    ネタバレ冬があるから春がある

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • bar********

    5.0

    ネタバレ人間の現在と未来

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • mjb********

    3.0

    凄いけど

    再度鑑賞。二回目は飽きていた。いまいち。  いい大人が真剣に冒険してるのが笑っちゃうし、理屈にまみれた馬鹿らしさ。 映像美はさすがに凄いけど内容は退屈でどうも真剣に学べない。 ストーカーが怒って棒をぶん投げるシーンは笑った。 サクリファイスが一番と思ってる時点で、タルコフスキーのユーモアが好きなんだなと再確認。

  • tri********

    1.0

    哲学的な映画って高評価多い気がします。

    たしかに皆さんが言われる通り映像美や演出は良いと思いますが、 「暗に何かを語る(何かの意味をほのめかす)」のを映画には求めてません。 さほど、バイオレンスも無く、怖くも無く、ハラハラも無く、感動も無く、考えさせられる事も無く。 人生や信仰に対して考えさせ意味を持たせてある素晴らしい作品だとは思いますが 単純に面白くはないです。 とにかく自称『映画通だ』と言う人が気に入る映画の様な気がします。

  • 山浦国見

    4.0

    廃墟マニアは

    堪らない作品。 自然と人工物が一体化した映像。音楽は最低限しか使用していない。 汚いのに美しい、頽廃的なのに希望がある。 在り来たりな映画に飽きたら、面白く感じる作品。いわばリセット映画だ。 タルコフスキー作品は、基本的に静かだ。かといって、環境ビデオの静さではない。 哲学的にみえるが、実はそうではない。リアルなだけだ。例えば私があの三人の内の一人だと仮定し、想像した場合、同じ行動をすると思う。肉挽きの部屋を前にして喋り捲るのも、不安からくるものだし、とても自然だ。 長回しの多用で上映時間が長いのもタルコフスキー作品の特徴。それによって、心理を映像化しているのだ。 決して三人の禿げたオッサンが廃墟を進むだけの映画だけではない。

  • pro********

    4.0

    ゾーンは罠のシステムです

    ってセリフを見ると、なんとなく「キューブ」みたいなのを思い出すけど、そういうのでなく。 具体的には何も起こらない。 靄がかった淡い色彩、 じれったいほど長回しなカット、 脈絡無く語られる思想、 あの語りは誰にむけてのものだったかな。 私には何一つ響かなかったけれど でも確実に心に残る映像だったな。なんでだろ。 印象は、よく水の滴る映画だったなと。 わざとらしいよな雨のシーンは、なにかグッときました。 ...そう思いたいだけだろか。 この監督の思索の行程はわからないな。 わかりたいな。 わかってどうするものでもないけど。 今は午睡のまどろみの中で観るのが心地いいだけだなあ。

  • gyo********

    2.0

    共産圏から脱出したい願望の絵面

    よくもわるくも共産圏映画。哲学的な何かでもない、陰鬱で暗くて冷たくて寒い。ただただ退屈な日常、共産圏から脱出したい亡命したい願望、外の世界は別天地楽園だと思って脱出したい願望をそのまま絵にしただけ。ゾーンとは、退屈でない非日常か何か、もしくは共産圏特有の監視し合わない夢の世界、退屈な人生を潤す楽園のようなもののことでしょう、なんて想像したら面白く視聴できるかも。 僕はあまりの長さに飽き飽きしました。小説ならそこそこ面白いのかも? それと、あの犬はやっぱし○GBの象徴でしょうねw

  • ********

    5.0

    娯楽大作にもできる

    1979年。アンドレイ・タルコフスキー監督。隕石によって突如姿を消したとされる街は厳戒体制で立ち入りが禁止され「ゾーン」といわれている。しかし、そこをかいくぐって中に入ろうとする人々を案内する男たちがおり、彼らは「ストーカー」と言われている。危険を冒してまで何が起こるかわからない領域を行くストーカーと、彼に案内される作家と物理学の教授。それぞれの思惑を抱きつつ、「望みがかなう」という部屋の前にたどり着くが、、、という話。 原作を大胆に脚色しており、ゾーンの不思議に対抗する男たちの物語の側面はそぎ落とされ、謎に対してシニカルに対応する作家と、悪用を恐れて爆破しようとそる市民派教授、それに信じることが大切だというストーカーの人生観がぶつかりあう思想的内容になっている。自分自身の意識に直面する人間たち、というタルコフスキー映画の線に沿っている。 新しい人間としての無垢な少女の撮り方。 原作に頻出する超常現象はいまこそCGで映像化できるので、まったく違う娯楽大作「ストーカー」ができると思うけれども誰か作らないだろうか。

  • koh********

    2.0

    わたくし成長なし。

    昔々のことです。私高校生の頃でした。 タルコフスキー映画を絶賛している雑誌を見た。 SF好きとしては是非という事で早速。当時はビデオで。 開始15分で寝た。寝たり起きたりの繰り返し。 で、当時は若くてダメだったかも。 とおっさんになって鑑賞。 開始15分で寝た。寝たり起きたりの繰り返し。 で、今回もダメでした。 しかし、昔と少しだけ違う事がありました。 寝る回数が減りました。おかげでストーリーは理解できました。 ものすごく単純なストーリーでどうしたらこんな長い映画になるんだ? と思ったのは私だけ。高尚な映画に失礼な野郎です。 私にはわかりやすい楽しい映画がお似合いの様です。

  • wgn********

    3.0

    なんでこんな映画撮ったの?

    もう訳分かんない!!

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