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スパイナル・タップ (1984)

THIS IS SPINAL TAP

監督
ロブ・ライナー
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3.81 / 評価:81件

発掘良品を観る #500

  • 一人旅 さん
  • 2019年2月16日 17時32分
  • 閲覧数 439
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

TSUTAYA発掘良品よりレンタル。
ロブ・ライナー監督作。

英国生れのロックバンド「スパイナル・タップ」の全米ツアーの様子を映した音楽ドラマ。

『スタンド・バイ・ミー』(86)を始め『恋人たちの予感』(89)『ミザリー』(90)などジャンルを問わず数々の名作を作った名匠:ロブ・ライナーの初監督作品で、劇中繰り広げられる会話の大半が役者達のアドリブによるものであるなどリアリティーを追求した作風が監督デビュー作にして異彩を放っています。

60年代に英国で結成されたロックバンド「スパイナル・タップ」の6年振りの全米ツアーの様子を、彼らの熱烈なファンである映画監督(演じるはロブ・ライナー本人)が密着取材するという設定で映し出す“音楽モキュメンタリー”で、「スパイナル・タップ」というバンドはもちろん架空ではありますが、あたかもそれが実在するかのようにして撮られたリアルドキュメンタリー風のバンド映画になっています。

現実の音楽バンドにありがちな“あるあるネタ”を思い残すことなく入れ込んでいて、
メンバーのドラマーが次々と死ぬ
一人だけ存在感の目立たない地味メンバーがいる
変に気難しいメンバーへの気遣いが面倒くさい
レコードジャケットの表紙を過激に攻めたら販売差し止めに遭った
楽屋からステージまでの通路で迷子になる
メンバーの彼女がしゃしゃり出てきてバンドに介入してきた
ライブ本番中にステージセットが壊れてぷちパニックが起きた
マネジメントを巡るトラブルでメンバー間に不和が生じた
解散したかと思ったらすぐに再結成した
―等々、バンドのありがちエピソードを取り留めなく散りばめた作劇になっています。

今年度大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』と較べると見劣りしますが、後年制作されるバンド映画の原型を提示している点で功績の大きい作品と云えます。

蛇足)
本作の弱点はバンド映画なのに“音楽に魅力がない”こと。主張が強すぎて一般ウケしづらい点もロックバンドの“あるある”なのかも…。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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