スプレンドール

SPLENDOR

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スプレンドール
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(5件)

知的12.9%泣ける9.7%かわいい9.7%コミカル9.7%悲しい6.5%

  • son********

    4.0

    ネタバレ映画好きの為の映画。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kak********

    3.0

    人々の心の中で輝く館『スプレンドール座』

    イタリアの小さな町の映画館を舞台に、子供の頃から 映画に深く関わってきた主人公ジョルダンと、彼を 支えてきたシャンタルとルイジの3人の人間関係を 描いた作品。 主役は、「ひまわり」でソフィア・ローレンと共演し 戦争がもたらした切ない愛を見事に演じたイタリアの トップスターであるマルチェロ・マストロヤンニ。 相手役は、本作品の35年前に「恋愛時代」でも共演 したマリナ・ヴラデイ。包容力があり落ち着いた ”大人の女”を見事に演じている。 物語は、大衆娯楽の代表として多くの人々が映画館に 足を運んだ全盛期から、娯楽の多様化とTVやゲームの 普及による映画館離れが起き、経営に苦しむまでの 主人公の人生が描かれてゆく。 共演は、コメディ・タレントのマッシモ・トロイージが 映画に魅せられて映画技師になったルイジ役を好演。 また、エットーレ・スコーラ監督がオリジナル脚本も 担当している。 しかし、回想部分や当時の雰囲気を伝えるために、 過去の名画の一部を挿入しているため、まるで昔の 映画を懐かしむかのような構成になっている。 引用された映画の題名は、 「メトロポリス」 「ミラノの奇蹟」 「ポケットの中の握り拳」 「戦争」 「追い越し野郎」 「野いちご」 「アルジェの戦い」 「プレイタイム」 「Z] 「いたずら晩餐会」 「アメリカの夜」 「フェリーニのアマルコルド」 「シピオネ」 「木靴の樹」 「素晴らしき哉、人生!」 もちろん、これらの映画を観た人は観なかった人より 多くの感動が得られるに違いないが、若い人ほど機会 が少ない分、ドラマの希薄さが気になるかもしれない。 個人的には、立ち見の映画館の中で初々しい姿が印象的な イタリアの女優ジャダ・デシデーリの美しさに感動して しまい、やや美化されたドラマに感情移入し損なって しまった。

  • ser********

    5.0

    彼らは《映画》という淡い夢に生きた

     高校の同級生に映画館の館主の息子がいた。  彼とはそんなに親しい関係ではなかったが、その映画館にはよく通ったものだった。何の映画だったか忘れたがある時、行くと彼がその入口でモギリをやっていた。  「手伝い?」  「うん」  「そう・・・大変だね」  「そうでもないさ。こーすりゃお小遣いも増えるしね。映画もタダで見られるし」  そんな他愛もない会話だったと思うが既に20数年前の話、シチュエーションだけしか覚えていない。だがその時、すごく羨ましかった事だけは覚えている。小遣いが増えるよりも毎回映画をタダで見られる!?内心、絞め殺してやろうかと思った(爆)  そして高校3年の文化祭。私は映画実行委員会の長としてフィルムを回す立場にいた。流れていたのはアンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督の名作「恐怖の報酬」。一台しかない映写機をフィルムが終わるたびに止めてハメ直し上映する。なんせ古い映画、お客のまばらな空間に、それでも幸せな時間が過ぎていた。映画に直に触れている気がした。  一方の視聴覚室では満室の中、モニターには「風の谷のナウシカ」が流れていた。  既に時は80年代半ば。  いつしかフィルムというものは消える。その時何故かそう実感した。  この映画の主人公達はまさにその《現実》の前になす術もない。運び出される看板や映画ポスターをただ黙って見つめるだけ。物語はそんな映画館に人生を賭けた三人の男女の回想とともに、映画という《歴史》を奏でる。  少年時代、父親のそばで初めて「メトロポリス」を上演した時の感動。少年は父親の後を継ぎ映画館主となった。  映画館が押しも押されぬ混雑振りに涌いた60年代。そばにはレビュー嬢だった人生を捨てて案内係となった恋人がいた。  そんな女に一目惚れしているうちに映画館に通い、映画の魅力に取り憑かれ、ついにそこの専属映写技師となってしまった青年。  そんな三人がやがて時代の波に呑まれて行く映画館とともに時を過ごす。  いつしか映画館には人が立ち寄らなくなった。必死にいい映画をかけようとする理想と興行的には当たるがクソみたいな映画をかけざるを得ない現実の狭間で映画館は借金まみれ。それでも古くからのファンは映画よりもそこに通うことを習慣として彼らと交わっていく。だが、時の流れは残酷だ。  「素晴らしき哉、人生!」のクライマックスを見ながらその奇跡を願う主人公(マルチェロ・マストロヤンニ。サイコーです!)を伝う涙。だが彼らにはそんな奇跡が起こる筈もない。既に時代は80年代。映画はテレビに、そしてビデオへと移り行く時代なのだ。  そこまで監督のエットーレ・スコラはノスタルジーではあるけれどもホロ苦いドラマとして物語を語っていく。そう、映画は所詮映画なのだ。どんなに夢を見ても所詮は一時の幻。きれいな思い出さえも全ては現実の前に潰されていく。そうして回想は終わり、映画館最後の時がくる。  だが・・・奇跡は起こる。  取り外そうとした椅子に入ってきた観客達がゾロゾロと座りいつしか満席となる。 驚く三人にやがて、観客の一人があの「素晴らしき哉、人生!」のラストで流れた『蛍の光』をハーモニカで弾き語ると観客達は歌いだす。そう、まさにそれはあの映画のラストそのもの!そして映写技師(マッシモ・トロイージ)は叫ぶ。  「メリークリスマス!」  だがそれは6月の事。しかし彼は叫ぶ。クリスマスに奇跡は起こるのさ、と。  そう、それは見ている観客達が望んだ奇跡、ハッピーエンドである。本来なら映画館はあっけなく潰されていくのだ。しかし監督がそんな大甘なラストを選んだ理由とは?  それは『映画』だからである。  映画の愛のための映画。映画館への愛をこめた映画だから。  一瞬の夢でもいいじゃないか、我々はそんな映画を愛し続けたんだから。  私の夢はもろくも破れた。映画館の館主になる、という夢ではあるが(笑)。  だが未だに映画を愛し続けている。その愛から逃れられないのだ。  そんな映画ファンのために贈る《大人》の映画。  そんな大人に贈る《ノスタルジー》映画。  今はかつての同級生の映画館は新しい時代の波に飲まれて消えていた。  それは《シネコン》という名の波である。    

  • bakeneko

    5.0

    ネタバレ映画マニアは生き辛いのだ

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • いやよセブン

    3.0

    イタリアの映画館の一生

    サイレント時代、父と子で巡回映画をやり、次は映画館を経営、子供は大きくなり(マルチェロ・マストロヤンニ)戦争に駆り出され、無事帰ってくると、かかっていた映画が「素晴らしき哉、人生!」。 街にやってきた踊り子が気に入り、映画館の案内嬢に、映画好きの青年を映写技師にむかえる。 テレビに押され、休憩時間にストリップショーをやるがすぐに断念。 「ニューシネマ・パラダイス」とは異なり、主役はあくまでも映画館。 なつかしい名画のエンディングの数々が楽しめる。 本作の終わり方もいい。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
スプレンドール

原題
SPLENDOR

上映時間

製作国
イタリア/フランス

製作年度

公開日
-

ジャンル