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雨に唄えば

雨に唄えば

SINGIN' IN THE RAIN

103

みっつん

3.0

過大評価のミュージカル

昔観た映画 その頃は『巴里のアメリカ人』の方が評価が高かった筈で、個人的にも『巴里の・・・』が上と思った ヒッチコックもそうだが特定の批評家によって過大視されたように、何故か評価が逆転してしまった。 『雨に』も『巴里の』もお話はどうでもいいダンスを楽しむだけの映画で、ダンスシーンがより豪華で切れ目がない『巴里の』の方が楽しかった記憶がある、今観ると『巴里の』がいいと言えるかは分からないが・・・ まあ、4.3と3.5の評価差があるようには思えないが、Dオコナーが素晴らしいし、なんといってもシド・チャリシーの脚が若き日の自分には忘れられない衝撃だったことも思い出させた(笑) 雨の中で唄うシーンは最高であるのは認めつつ、ケリーの躍りにもただただ改めて感服する。ダンスの品ではアステアには敵わないけど・・・ 機会があれば『巴里のアメリカ人』も観てみたいと思う。 評価点3/5~6、後味評価0/-1~1、女優評価0/2(レスリー・キャロンの方が魅力あり)監督評価0/2男優1/1、ケリーのダンスに対して+1点 最高12点として、5点まで 追記ーこの映画が高く評価されているところは、無声からトーキーに移る時代を反映したからだろうが(スタントマンからキャリアを積む主人公も含めて)、じゃあ、ルネ・クレールが音を得て、その歓びが画面から伝わる『巴里の屋根の下』『巴里祭』『自由を我等に』の製作テクニックをリスペクトしてほしい気がするね。どなたが持ち上げたのかは存じないが、思い付かない物語でもなく、その根拠を是非観てみたいものである。日本は兎も角アメリカやイギリスのオールタイムベストでこれが入り、『天井桟敷の人々』が入らないのは納得できないね。

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