西部の王者

BUFFALO BILL

90
西部の王者
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(2件)

かっこいい20.0%勇敢20.0%ロマンチック20.0%切ない20.0%知的20.0%

  • kak********

    4.0

    バッファロー・ビルの後半生を描いた西部劇

    西部開拓史上の実在の人物ウィリアム・F・コディ(バファロー・ビルの愛称で有名)の後半生を描いた伝記映画。西部開拓史は詳しくないが、バッファロー・ビルの名前は聞き覚えがある。 物語は、鉄道開発が進むアメリカ西部を舞台に、原住民のインディアンと騎兵隊の間で苦悩する主人公が描かれて行く。ともすれば悪者扱いされるインディアンだが、西部で育った主人公には、インディアンも愛する家族を守る人間に違いはなく、政治家や実業家と意見が異なる事が後にトラブルの火種になる。 主演は、アルフレッド・ヒッチコック監督作品「海外特派員」で主演を務めたジョエル・マクリー。ヒロイン役には「リオ・グランデの砦」などジョン・フォード監督作品に多く出演し、ジョン・ウェインとの共演も多いモーリン・オハラ。美男美女のロマンスはお似合いだが、苦難もあり波乱の人生へと進む。 監督は、自身空軍パイロットの経験があり、サイレント映画「つばさ」で長編劇場映画監督デビューのウィリアム・A・ウェルマン。「つばさ」は記念すべき第一回アカデミー賞で最優秀作品賞に輝いている。共演では、フェデリコ・フェリーニ監督作品「道」で主演を務めたアンソニー・クインがインディアン役を好演。 物語は、西部時代を経て東部へと移って行くのだが、そこには試練が待ち構えていて意外な方向へ導かれて行く。アメリカ開拓時代のガンマンが、なぜ東部へ行くことになったか?そして、そこに待ち受けていた運命とは?信念を貫いた英雄の生き様は見る人に何をもたらすか?西部劇らしい戦闘場面はあるものの、人物中心に描かれた異色作品と言える。

  • kih********

    4.0

    らしくない西部劇? 私は気に入ったけど。

     いつも通り先住民と撃ち合う単純な西部劇、と思っていたら、いつもとはちょっと違う。ちょっと気になる。―― 文明 civilization 批判がある。  ビルは原住民との戦いで武勲をあげ、大統領からの勲章をいただくのに、妻がいうところの「東部の “文明” 社会」に出向く。ところがそこで息子がジフテリアで死ぬ。医師は「“文明” が引き起こした病」という。一体どういうことだ。  息子を失ったビルは「“文明” 社会」を拒否する。大統領勲章を拒否する。  「先住民殺しで勲章か。彼らは自然と共存し、食料も服も自分で得る。それなのにどうだ、彼らの歩みにも追いつけん “文明” 人が勲章をよこした。」  至極まともな文明批判なのだが、先住民殺しをやったのは自分だ。息子を失って初めて目が覚めた。が、遅すぎた。  つい先日みた『砂漠のライオン』でも、思い上がったイタリア・ファシストがいう  「我々の文明とあなた方の文化our civilization and your cultureを結ぶ。」 に嫌気がさしたばかりだった。リビアのムフタール師は公開処刑されて後伝説の「ライオン」になった。ビルは東部を去って「西部の王者 Buffalo Bill」になる。思い上がりの文明とやらに抵抗する生涯。私にはこういうのが、カッコいい。 (おかしいな、この欄に“先住”のレビューがない。どうして? あまりポプラ-ではない西部劇? 西部劇嫌いの私でも、これはいいと思うのにね。ひとりじゃ寂しいから誰かレビューを入れてくれないかな。)

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
西部の王者

原題
BUFFALO BILL

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-

ジャンル