天使の入江

LA BAIE DES ANGES

80
天使の入江
3.8

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(13件)

切ない14.6%ゴージャス12.5%ロマンチック10.4%絶望的8.3%悲しい6.3%

  • tsu********

    3.0

    ギャンブルは自由だがリスキーだよ

    アマゾンプライムで無料鑑賞。 ルーレットは、ハウス側にコントロールされるんで、ハイリスクノーリターンのゲームです。 これにとりつかれる人間の性を、いろいろ理由をつけて描きましたが、最終的に結果はゼロ。 ラストのシーンのあとの二人の結末と同じ。 フランスの大人のビターな恋愛はギャンブルの皮肉、見ても損はない★★★

  • tak

    3.0

    泥沼

    物事にのめり込み過ぎて破滅していく姿を観るのは辛い。映画「天使の入江」でギャンブルの泥沼にハマっていく主人公は、銀行員のジャンと夫も息子も失った女性ジャッキー。 友人からの誘いで初めて行ったカジノで大儲けしたジャンは、賭博を嫌う父親の反対に耳も貸さず、ヴァカンスをカジノで過ごす為にニースへ向かう。ルーレットのテーブルで出会った二人は、その日大儲けをするのだが、翌日大負けしてしまう。しかし再び大金を手にした二人は車を買いドレスアップして、さらに一儲けしようとモンテカルロへ。彼女への恋心も芽生えてきたジャンと、自堕落な自分に恥じながらも賭けの快楽から逃れられないジャッキー。ラッキーはいつまでも続くものではない…。 ギャンブルを「お金のためじゃない。贅沢と貧困を両方味わえるのが魅力」だと言い放つジャンヌ・モロー。賭けている時の生き生きした表情を見ても、その瞬間のスリルに身を任せているのがよくわかる。こういう他人に理解されにくい自我がある女性を演じさせたら、ジャンヌ・モローは憎たらしいくらい巧い。ジャンを振り回す憎まれ役かもしれないが、人間の弱さをも演じてみせて、他の映画で見せるいけ好かないけどカッコいい女性像とは全く違う。 カジノを出て行くジャンを追いかけるジャッキーを、オープニングと同じ一点消去の構図で撮ったラスト。表面的にハッピーエンドのように見せながら、万事解決とは到底思えない不思議な余韻が残る。 ミシェル・ルグランの軽快な音楽が素晴らしい。ツキがくると再び流れて、二人の高揚感をセリフなしに表現する。ドゥミ監督とルグランのタッグだからこそできる見事な演出。そしてジャンヌ・モローの衣装を手がけたのはピエール・カルダン。この出会いで、二人は大恋愛に発展するのだ。

  • 一人旅

    5.0

    回る回る、運命が回る…

    ジャック・ドゥミ監督作。 ギャンブルに嵌り込んでいく男女の愛の行方を描いた恋愛ドラマ。 ジャック・ドゥミ監督が長編第1作『ローラ』(61)に続いて撮り上げたキャリア初期の傑作で、南仏のニースやモンテカルロを主な舞台にして、カジノのルーレットに夢中になっていく銀行員の青年と賭けが原因で離婚歴のある女の邂逅と愛情の行方を見つめています。 ギャンブルに依存する人々の姿を目の当たりにして衝撃を受けたドゥミ監督の目撃体験に着想を得た作品で、賭けの魔力に憑りつかれてしまった男女がルーレットで大儲け→すっからかん→大儲け→すっからかん…とルーレットの玉が止まる数字に面白いように翻弄されていく様子と、ギャンブル依存からどうしても抜け出せないヒロインと彼女を救うべく働きかける青年の愛の行方を描いています。 幸以上に不幸をもたらしかねないギャンブルの魔力に憑りつかれた男女の破滅寸前の危ういギャンブル生活をリアルに描いて、やはり“堅実で節度ある人生を歩むことが大切”であることを教訓として教えてくれる作品で、せっかく大儲けしても贅沢三昧で散財しては再びカジノに足を運ぶを繰り返していく男女の不安定な生き様には一種の恐怖を覚えてしまいます。 ルーレットの玉が回る様子を的確に表現したミシェル・ルグランのテーマ曲や冒頭の疾走感あるカメラワーク等、洗練された音楽&映像テクニックが大変素晴らしいですし、ルーレットに情熱を注ぐヒロインを演じたジャンヌ・モローの破滅的立ち回りも見事であります。 蛇足1) エンドクレジットでは助監督にコスタ=ガヴラスの名前を見つけることができます。 蛇足2) ニースで青年が泊まるホテルの名は「ミモザ・ホテル」ですが、これは本作と同じく南仏を舞台にルーレットの魔力に憑りつかれた人間を描いたジャック・フェデー監督『ミモザ館』(34)に因んでいます。

  • 豊崎久美

    4.0

    計算あれど打算なし。

    ギャンブル依存症の、ジャンヌ・モローとジャンヌ・モローと知り合った事によって、ギャンブルの泥沼につかる青年の恋愛を描いている。 ラスト、「めでたし、めでたし」なのに、この二人が安定した幸福を築けるか不安が残る。 この青年と、ジャンヌ・モロー演じる女性の間には「打算」がない。 不思議な美しさがある、この作品には。 音楽だとか映像の美しさのみならず、普通に暮らしていると忘れる、美しさがあるようにみえる。 そんなに、期待していなかったけれど、思ったより良かった。 「ジャック・ドゥミと賭博」ってのも意外な組み合わせで。

  • mik********

    4.0

    意外なフランス風味なギャンブル映画

    天国か地獄かのギャンブルものでありながらも、ジャンヌ・モローさんの意外な一面なからもたばこを吸ったり、平凡な青年とのひょんなきっかけでカジノで勝負をしたりして、フランス風味なギャンブル映画でしたね。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
天使の入江

原題
LA BAIE DES ANGES

上映時間

製作国
フランス

製作年度

公開日
-

ジャンル