ほし みっつ
- ムービークリニック さん
- 2008年11月14日 22時58分
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- 総合評価
ムービークリニックにようこそ。では診断しよう(^^)
1977年の古谷金田一の最初のシリーズです。このシリーズには、金田一の探偵事務所が良く出てくる。また世話係?の かねさんというおばちゃんも登場している。これがまた微笑ましい。
喫煙シーンにこだわってしまうが、今作では、すすめられたタバコに「タバコは吸いません」と応えている。まあ設定が二転三転していたのだろう。(原作ではヘビースモーカーです)
さて今作は、金田一の冴えた推理・・といいたいところだが、推理というよりは殺人事件と男達に振り回されるヒロインのサスペンスというところか。
ゆえに金田一のシーンは少ないです。ヒロインと謎の男のシーンがメインである。
今回のヒロインは真野響子。とっても美人(^^)。そしておみ足を惜しげもなく披露してくれる。これぞ昭和というレオタードで(^^)。また昭和のストリップシーンがまた古臭くていい味だしてるよ。
遺産相続の争いから、次々と殺人が起きる。多額の遺産を相続する条件は、ある男性との結婚を条件にヒロイン一人に相続する。または結婚しない場合は、親族で分配。
遺言披露の時、弁護士が「皆さんは危険と隣り合わせですよ」と犯罪をあおっているのが笑える(^^;)また最初に殺される人のキーポイントの刺青がモロ相合傘に名前。もう少し何とかならなかったのか
ややツッコミを入れたくなる物語ではありましたが、ひたすら三首塔をめざす謎の男、この塔の秘密が何かは、ワクワク感があります。
最後はかなわぬ愛を求めるがあまり、殺人を犯してしまった犯人にグッとぐるものがありますが、金田一の推理物としては、やや異質の部類である。
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