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アメリカ万才 (1984)

PROTOCOL

監督
ハーバート・ロス
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  • みたログ 73

3.00 / 評価:12件

10セントのダイヤと、独立宣言

  • tengu3711 さん
  • 2010年10月19日 5時43分
  • 閲覧数 384
  • 役立ち度 27
    • 総合評価
    • ★★★★★

今晩わ!ロッテが、勝ってしまい眠れなくなったオヤジです。

いや、ビックリ!頑張ってますなぁ・・・ロッテ!励みになります。

そーいや、西村監督って、ちょっと三池監督入ってるよね。

清田のホームランにはぶったまげたなぁ・・・福岡ドームだっただけに・・・


さて、野球と言えば、

ゴールディ・ホーンが、バットとグローブを持ってホワイトハウスの前で手を振る、

ジャケット写真が、有名な「アメリカ万才!」

1984年の作品ですな。

監督は、ハーバート・ロス。イキな監督でしたな・・・2001年に他界されました。

「フットルース」と「摩天楼はバラ色に」の間で、

こういう作品を撮るのが、いかにもハーバート・ロスだよね・・・


で、この作品、ゴールディも製作に関わっている。

一見、ただの「アメリカン・コメディ」の様に見えて、

実は、痛烈なパンチを浴びせてくる、隠れた「傑作」なんですな。

この作品の後あたりに、トム・ハンクスの「チャーリー・ウィルソン」なんか観ると、

「アメリカの裏事情」がわかって、面白いかもね。


場末のコスプレ・バーで働く、自称32歳(ホントは35歳)のオネエチャンが、

中東の王子を狙った「暗殺計画」を、ヒョンな事から阻止してしまう。

一躍、アメリカン・ヒロインに仕立て上げられるオネエチャンなのだが、

そのオネエチャンを「政治力」に利用しようという「クズ」どもが現れる・・・・


と、まぁ・・・日本でもありそうな話です。


何も知らないバカを、うまく利用して「陰謀の手立て」にしようとする。

しかし、アメリカ政府の連中は、「バカ」をナメテいた。

「バカ」というのは、「正直」なのである。

ブルックリン育ちのハーバート・ロスが、このあたりを、実にうまく描いている。


「アメリカの独立宣言」の意味を、主人公が初めて知るシーンは印象的だ。


「笑い」というオブラートに包みながらも、すべての陰謀を悟り、

自分が「ハメラレた!」と気付いてからの主人公の行動には、単純に感動する。



父親が、昔、言いました。
10セントでダイヤの指輪を買って、騙されたのなら、
それは、買う方が悪いのだ。

今、私は売りつけた人に感謝しています。


これは、ラストの公聴委員会でのシーンでの主人公のセリフだ。


この後、主人公のオネエチャンが話す、「無関心」に関するスピーチは、素晴らしい。

けだし、名言です。

成程、ゴールディの言いたいのは、コレだったんだ・・・と納得がいくし、

やはり、立派な女優さんだなぁ・・・と、感心した。


今、コメディエンヌで、ここまでキチッとモノ言える人って、いないよね。


先だって観た、ゴールディ3本立ての1本だったんだけど、

実に良く出来ているコメディだった。

笑わせるだけじゃなく、最後にチクッと、考えさせられる・・・

それでいて、90分程度にまとめてるんだから・・・大したものだ・・・

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