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セックスと嘘とビデオテープ (1989)

SEX, LIES AND VIDEOTAPE

監督
スティーヴン・ソダーバーグ
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  • みたログ 1,115

3.52 / 評価:236件

男子高校生の妄想した夢小説ならぬ夢映画

  • lat******** さん
  • 2016年5月16日 18時52分
  • 閲覧数 2254
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

いくらなんでも雑すぎる。
・これまでフリーランスでたいした実績がないと思われる弁護士がやっと大手の事務所に所属できたばかりで上階の個室を与えられ、顧客との面談時間も自由にずらせる
・8部屋ありそうな家に住み清掃サービスすら雇ってない家の主婦が部屋の隅々にいたるまで磨き上げ突然の客を迎え入れコースの体裁を取った料理を出しているのに、暇がある
・伝聞だけで見ず知らずの女が一人暮らしの自室に来てくれ、自分の性体験をべらべら喋った上でオナニーを見せてくれる
・女の姉妹は何の共感もなく嫉妬し合い男を取りあう
・男の浮気を悟った女が即別の男になんらかのカタルシスを求める
などなど枚挙にいとまないが、童貞の偏見と願望を詰め込んだ感に満ち溢れている。リアルなのは浮気男の調子乗りっぶりと支配欲、そのくせ責任を異性に押し付けるところ、男同士の友情を装った反目と競い合いぐらいか。
そのフワフワした非現実性を逆に利用した演出も特にないので、おそらく意図してのものではないのだろう。カメラを通じてしか底を探りあえない人間疎外の状況という演出も通り一遍。お前ら人生の悩みはセックスだけなのか?人間関係すべてがそこに集約されてるのか?
本当にオーシャンズシリーズの監督が26歳の時の作なんだろうか。
知り合いの子供の作品を提出したとかではなく?

とはいえグレアムへの自己投影や、社会的に成功した男への嫉妬が漂う作りは確かに大人のものか。
ジョンの分かりやすい傲慢さに対し、「俺は女に質問し女を分析する権利はあるが女には俺に質問し分析する権利はない」と無自覚に思っていたグレアムの傲慢さがほぼスルーされているので結末にも納得いかず。
とりあえずジョンが全裸の股間に鉢植えを乗せて女を待つシーンだけは面白かった。
1980年代はあれがオシャレだったんですかね?

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
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