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セプテンバー (1987)

SEPTEMBER

監督
ウディ・アレン
  • みたいムービー 13
  • みたログ 111

3.31 / 評価:29件

晩夏の空気を感じる

  • Rei さん
  • 2008年5月25日 6時54分
  • 閲覧数 552
  • 役立ち度 11
    • 総合評価
    • ★★★★★

父親の残した山荘で暮らすレーン(レイン?)。
そこに友人ステファニー、作家志望のピーター、元女優でパワフルな母親ダイアンとパートナーのロイドたちが夏の終わりを過ごしにやって来る。
近所の中年男性ハワードもたびたび訪れる。

レーンはピーターに、ピーターは夫と子供がいるステファニーに、ステファニーもピーターに、ハワードはレーンに惹かれている。
過去にある銃撃事件を経験している母親ダイアンはレーンとの関係があまりうまくいっていないが、この過去の事件にはある秘密があった。

それぞれが様々な思いを抱えながら過ごす2日間の話。
舞台は最後までこの山荘のみ。
レーンが感情をあらわにする様はいたたまれない気分にもさせられるが、基本的にはゆっくりとした静かな時間が流れていく。

繊細で傷つきやすいレーンを演じるミア・ファローを始め、家族がいながらピーターに惹かれ戸惑いを隠せないステファニーを演じるダイアン・ウィースト(囁くような話し方がとても魅力的!)、華やかな過去を持ちいまだ現役という感じの強い女性に見えながら、娘の事を思う気持ちをうまく伝えられない母親など・・・今作は女優陣がすごくいい。

この舞台となる山荘もとても雰囲気がよく、アイボリーを基調とした色使いのインテリアは観ていてとても落ち着く。
夏の終わりの少し涼しくなってきた頃の空気感もよくでている。

★出てくる食べ物
・たびたび出てくるのはアイスコーヒーとアイスカフェオレ。
レーンはアイスコーヒーに砂糖を入れて(ガムシロップではなくて砂糖)かき混ぜて飲んでいた。
・母親がピーターとゲームをしている時はウォッカのロックを飲みながら。テーブルの上にはプレッツェルの袋。
・母親がこっくりさんをしている時、側にあるのはグアカモーレ(たぶん)の入ったボウルとコーンチップスの入ったボウル。
・最後の方のシーンでは朝少しずつ涼しくなってきた事を感じつつ、レンジでチンしてつくるティーバックの紅茶。

途中で母親がやるコックリさんはアメリカなどではOuija boardと呼ばれているらしい。
Yesを表わす仏語の「OUI(ウィ)」と独語の「JA(ジャ)」を結びつけた造語との事。
へ~~。

それにしても解説に「横暴な母」とあるけど、またまたいい加減に書いてる。
横暴とは違うよ!

ウディ・アレンの作品の中では目立たなく地味だけど、初めて観た時からなんだか心に残る作品だった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 切ない
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