ここから本文です

腰辨頑張れ (1931)

監督
成瀬巳喜男
  • みたいムービー 1
  • みたログ 12

4.50 / 評価:4件

腰弁=安月給とり

  • bakeneko さん
  • 2012年1月17日 10時22分
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

外食する金が無い=手弁当のサラリーマンのことを“腰弁”と言うのは江戸時代からだそうですが、現代でも納得の意味がよく通じる表現であります(困ったもんだ)。
現存する成瀬巳喜男の最も初期のサイレント作品で、自身が脚本を持ち込んで撮った軽量庶民喜悲劇であります。「突貫小僧」+「生まれてはみたけれど」の軽量小型版と言った趣の作品で、38分(28分版もあり)という短い尺数で、保険外交員のセールス合戦と子供達の元気な躍動と子を思う親心を、戦前の豊かな自然と庶民の暮らしの中に活写しています。
そして、安サラリーマンの奮闘と子供への情愛を通して庶民の哀歓を生き々と見せて、ささやかな幸福に心を温めてくれるのであります。
サイレントならではのしっかりとした心理描写と機知に富んだ状況説明の仕掛けに加えて、まるでパワーポイントのアニメーション機能の様な分割&切り替え場面がリズミカルな作品で、まるでシュールレアリズムの映画の如き前衛的な手法も織り込まれた野心的な映画でもあります。


ねたばれ?
いつの時代も男の子は飛行機を翔ばして遊ぶのだなあ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 笑える
  • 楽しい
  • 悲しい
  • ファンタジー
  • スペクタクル
  • ゴージャス
  • ロマンチック
  • 不思議
  • パニック
  • 不気味
  • 勇敢
  • 知的
  • 切ない
  • かわいい
  • かっこいい
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ