ここから本文です

七つの海 前篇 処女篇 (1931)

監督
清水宏
  • みたいムービー 0
  • みたログ 3

3.33 / 評価:3件

鮮烈な汽車のショットで始まって…

  • bakeneko さん
  • 2014年5月9日 6時58分
  • 閲覧数 407
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

清水宏監督のメロドラマ手腕が冴える一遍で、題名の“七つの海”は、ヒロインの恋人が執筆している本の表題であります(物語には海賊も海外も出ません-念のため)。
恋人のいとこの奸計によって貞操を奪われたヒロインの復讐物語で、川崎弘子が運命の暗転によって復讐に生きる庶民の娘をかぼそい美貌で魅せてくれます。

前半部-処女編、後半部-貞操編-という物凄い時代感覚の副題が付いた2部構成となっていて、前半処女編では、登場人物紹介とヒロインの転落が語られていきます。
昭和初期のファッションや社会階層などもしっかりと映し出される作品で、女性のモダンなファッションは今観てもはっとする美しさであります(男性はあまり今と変わっていませんが…)。

仲を断ち切る恋人に江川宇礼雄、妹に子役時代の高峯秀子の他に、冒頭の列車最後尾の鮮烈なショットに浮かび上がる伊達里子は印象に残ります(作劇にはあまり絡んできませんが)。

冒頭の人物紹介やヒロインの転落模様はちょっと停滞しますが、絵に描いたような不幸に襲われてからはドラマが急速に展開して飽きさせない-可憐なヒロインの復讐譚の始動編であります。

ねたばれ?
日本では最初は軟式野球の方が人気が出たんだね。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • ファンタジー
  • スペクタクル
  • ゴージャス
  • ロマンチック
  • 不思議
  • パニック
  • 不気味
  • 勇敢
  • 知的
  • 切ない
  • セクシー
  • かわいい
  • かっこいい
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ