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御誂次郎吉格子 (1931)

監督
伊藤大輔
  • みたいムービー 2
  • みたログ 16

4.11 / 評価:9件

美男美女とはこういうことか。

  • pin******** さん
  • 2010年12月7日 5時54分
  • 閲覧数 302
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

澤登翠さんの活弁で見ました。

鼠小僧次郎吉が上方に落ち延び、そこで、薄幸の少女を助けて活躍するという物語のようですが…。

映画そのものの出来はなんとも言いいがたいところです。

ラストもぶつりとしていて、少々尻切れトンボの感がしないでもありません。

サイレントとしては少々筋が入り組んでおり、活弁なしでは、鑑賞が難しいのではないでしょうか。

冒頭のニセ鼠小僧のくだりは、無声映画としては実にトリッキー。

いや、ちょっとトリッキーすぎですよ。

活弁なしだったら、ここでもう筋がわかんなくなっちゃうんじゃないかな。

でも、いいんです。

この作品、俳優を楽しむ作品と感じました。

何よりも驚かさせられえるのは、大河内傳次郎 の色男ぶり。

老年期の大河内しか知らない僕たちにとっては、実に新鮮。

そして、お仙(伏見直江) 、 お喜乃(伏見信子) の二人のヒロインの美しさも特筆すべきもの。

あだっぽいお仙でありますが、後半に行くにしたがって、純情な真心を見せるあたり、なかなか見せます。

悪人の兄、仁吉に押入れの中に封じ込められる時のお仙の色気は凄いですよ。

猿轡をかまされ、縄をかけられ、乱れた日本髪の姿にはゾクリとさせられました。

そのことを一緒に見ていた知り合いの女性に言ったら、「スケベ!」と言われちゃいました。

うーん、でも、まったく助平心をくすぐられる姿だったのですよ。


なお澤登翠さんは日本を代表する活動弁士。

…と言っても、活動弁士と言うのは日本独特のものらしいですけど。

とは言え、一度、ナマの活弁をご覧になることをお勧めします。

その話芸のすばらしさに、とりこになること請け合いです。

詳細評価

物語
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