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戦争の犬たち (1980)

THE DOGS OF WAR

監督
ジョン・アーヴィン
  • みたいムービー 8
  • みたログ 172

3.27 / 評価:42件

クーデターの名を借りた経済活動

  • 一人旅 さん
  • 2015年5月6日 15時55分
  • 閲覧数 1013
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

ジョン・アーヴィン監督作。

西アフリカの独裁国家転覆のためクーデターを画策する傭兵の姿を描く。
本作のポイントはクーデターの目的にある。独裁政権による恐怖政治で弾圧される国民を解放する、といった平和的使命感に基づいた行動ではない。むしろ、独裁国内に眠るエネルギー資源を自国企業が確保するためには安定した政権が不可欠であり、そのためにクーデターを起こそうとしているのだ。自国の経済的利益のためにクーデターを利用しているに他ならず、傭兵も企業側との契約履行のため行動しているに過ぎない。政治的なお話のはずなのに、臭って来るのはビジネス的な金の臭いだ。だが、そうした諸国間の利害関係が紛争やクーデターに複雑に絡んでいるのは現在のアメリカ外交を考えても当たり前のことだし、現実的ではある。
クーデターが実行されるまでの過程が丁寧に描かれていて、武器・戦闘員の収集、人荷輸送手段の確保、襲撃対象の確定まで描いている。予想以上に火薬量多めの戦闘シーンは迫力を十分に感じさせる仕上がりになっている。
また、クリストファー・ウォーケンが最後に見せる怒りに震えた表情が恐ろしく
印象的だ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 恐怖
  • 勇敢
  • かっこいい
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