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戦争は終った (1965)

LA GUERRE EST FINIE/THE WAR IS OVER

監督
アラン・レネ
  • みたいムービー 3
  • みたログ 17

3.67 / 評価:6件

映画は世の中的なものであるからして

  • グッピー さん
  • 2010年3月23日 0時41分
  • 閲覧数 242
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

ヨーロッパの匂いがどっぷりとある映画でした。
この映画が作られた1965年当時は、
かの地ではどのような社会情勢だったのだろう?
残念ながらきわめて断片的な知識しかない。

しかしこの映画を見る限り
フランスでも過激な左翼運動とコンサバティブな社会との対抗の時代。
1968年の5月革命へと連なっていく動きがかいま見える。

映画作家も発言したのだろう。
この映画もきわめて政治的な映画だったのでは。

スペインがフランコ政権下でこんな国だったとは
遠いアジアの片隅のわれらは、ほとんど誰もいまや思い出しもしないだろう。
華麗なリーガエスパニョーラのニュースか、せいぜいガウディ話か、、。
はたまた映画の中でも皮肉っぽく出てきた、観光か。

だが待てよ!そういえば
「サルバドールの朝」はそのものだし、「パンズラビリンス」にも
フランコ政権の影は現れていたし。
映画はまったくいろんなことを伝え、感じさせてくれていた、、。

いつも時代と世の中の鏡、でもあるのでしょう。
(では一体、今の日本の映画はどんなものが
映しこまれているのでしょうか。なんて考えてしまったりして)

なんか違う話に行ってしまいそうになりました。
肝心の映画は、とても緊迫感のある
ストイックでスタイリッシュな映画でした。
どこのかっこいいオヤジだろうと思っていたら、
イブ・モンタンでありました。
かっこよすぎ!?

女性もかっこいい。
この前ロメールものを何本か見ましたが、
フランスはやはりお洒落です。
かなりわが国もいい線まで来ましたが
もう一息がんばらねば!

どなたかがうまいこと言ってましたが
「Jリーグとヨーロッパサッカーくらいの差はある}ですね?

お洒落というか洗練話に話がそれましたが
映像から会話から音楽まで、素晴らしく良く出来ていたと思います。

残念ながら、この映画の政治的意思は
いまやリアルには読み取れないのですが、
その点を除いても
映画としての出来ばえはすばらしいと思いました。

※それにしても、ユーロはかなり混んでました。
レネって人気あるんですね。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • かっこいい
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