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センチメンタル・アドベンチャー (1982)

HONKYTONK MAN

監督
クリント・イーストウッド
  • みたいムービー 41
  • みたログ 343

3.61 / 評価:110件

超イニシエーション型ロードムービー

  • 沢口なつき さん
  • 2016年6月18日 17時19分
  • 閲覧数 993
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

昨今、作品の前と後で主人公が成長しているかどうかというイニシエーションというものがもてはやされている。

最近のオタクが見るようないわゆる日常の事を描いた四畳半アニメでは、 社会に出る勇気がなかったがやっとその一歩を踏み出せた等、 非常に小さいイニシエーションなのだが、 本作では一気に完全体の大人にまで駆け上がった。


クリントイーストウッドの息子のカイルイーストウッドが イーストウッドと共に旅に出る。

車の運転をさせられ、 まずいきなり牢屋を破り、売春宿で童貞を喪失し、マリファナを吸い、イーストウッドの死まで目の当たりにする。


もう大人になるためのこと全部やっちゃった(笑)。


そうなのだ、これはまさしく親であるイーストウッドが息子に対して イニシエーションを経験さようとした映画なのだ。


それに私達観客が付き合わされている形だ。


咳き込む所は真夜中のカーボーイのようでもあり、 おじいさんと共にオーディションの旅に出るというところはリトルミスサンシャインのようでもある


本作は真夜中のカーボーイのようにアメリカンニューシネマでもありリトルミスサンシャインのようにロードムービーでもある。


アメリカンニューシネマとは起承転結や目的がはっきりとしていなくても良いよ、 という既存の作品の概念を壊した作りの物のことを指すのだが、 まさにそのとおりで途中で離脱したお爺ちゃんのことはその後描かれない。


どうなったんやおじいちゃん(笑)


ちなみにイーストウッドの息子は、イーストウッドのジャズ好きが影響して現在音楽家になっている

イーストウッドの作品をよく手掛けている。


本作も少しは影響しているのだと思われる。

詳細評価

物語
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