レビュー一覧に戻る
大人の見る絵本 生れてはみたけれど

kih********

5.0

コメントのしようがない。私の映画“原典”

 いいねぇ。実にいいねぇ。コメントのしようがないじゃないか。☆の数で評価しようったって、それは所詮無理な話。  サウンドトラックが無い。要所に台詞字幕が入っているだけ。しかし、慣れて来るとこれすらも邪魔な感じがする。もちろん音楽もない。それでいい。十分に楽しめる。笑える。そして泣ける。  映画が何も言わない(声を出さない、音を出さない)のだから、観る方も何も言わなくていい。そうだったのだ、映画ってもとはこういうものだったのだ。  小津さんの後の作品はたくさん見た。しかし、この『絵本』を観ることもなくレビューを書いたのはうかつだった。失敗だった。観る目が全然違ってくるではないか。 (映画を集中して観るようになって1年。手当たり次第に300本。感動の作品もたくさんあったが、くだらないのもいっぱいあった。2年目は、少し数を減らしてゆっくり精観したい。そう思っているところに、このような“映画原典”ともいえるような作品に行き当たってラッキーだった。こういう良作だったら、1年に100本で十分。いや、一週間に1本でもよさそうだ。)  このレビュー投稿は、☆の採点をしないと受け付けられないようなので、☆5にした。“原典”に採点というのも、素人がする評価、採点はしてはみたけれど。はなはだ可笑しな話ではある。

閲覧数1,113