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大人の見る絵本 生れてはみたけれど

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4.0

初小津映画

小津監督の作品を見るのは初めて。 沢山、作品があるのは知っているけど、あまり興味がなくて(失礼)見たことがありませんでした。 初期も初期、サイレント映画です。でも、トーキーに移行する手前…くらいの時代かな。 郊外に引っ越してきたサラリーマン一家の子供の目線で見た、悲哀を描いた作品です。 字幕は少ない。ほんとにたまにしか出てこない。 でも、表情やしぐさで内容はわかりやすい こういう、差別構造。今の方がずっとひどくなっていますよね。なによりネットがある分、陰湿化しているかも。 昨日は喧嘩しても、今日は笑って肩を組める、なんて関係、築くのは子供でも今は難しいんじゃないか。 お前は大きくなったら何になりたい? 中将になりたい。大将じゃないのか 大将はお兄ちゃんがなるって。 って会話に、時代を感じつつ。 戦前の映画は意外にも面白いし、魅力がありますね。

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