大人の見る絵本 生れてはみたけれど
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(29件)


  • kaz********

    4.0

    ネタバレ大人の見る絵本を見て何を感じますか

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • エル・オレンス

    4.0

    ネタバレオナカヲコワシマスカラwww

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • tri********

    5.0

    ネタバレ踏切が開かなければ…

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kus********

    5.0

    いろいろな意味で名作

    まずこの映画のお陰で1932年の日本がどのような状態であったかということがいろいろわかる。歴史の記録、風俗の記録など多くの価値を持つ。 そんな昔のことながら逆に今とそんなに変わらないではないかということも分かる…それは脚本や演出が優れているお陰であろう。 作品の内容も現代と変わらないと思う。子供が父親に対して失望したり世の中を知っていく過程であったり…切なかったりするけど結局は父親のことは時間がたてばどんどん理解する。失望しっぱなしではない…知ることにより学ぶことによりまた尊敬するのである…父親の暖かさ愛情を知り… もちろんそれは母親も。家族という絶対の基本、絆、宝物が存在する、また出来上がるのである… いろいろな価値がある作品でありいろいろなことを感じさせてくれる作品である…そして暖かい気持ちになり生きていることが嬉しくなる作品である。

  • qaz********

    3.0

    父と子

    先週の日曜、TUTYA三軒茶屋店でレンタルし鑑賞しました。 音楽も無い完全な無声というのがマイナスでした。昔NHKで見た記録がぼんやりとあります。 息子たちが子分で重役の息子の太郎ちゃんの家で8ミリを見て家では厳しく幻覚な父が初期のジョン・レノンのごとくふざけた顔で醜態を見せるのはカットバックが見事です。 家に帰り複雑な気持ちで父を蔑むように見つめる2人。父も異変を察します。 父の言い訳も耳に貸さず遂に不満を爆発させた兄が「お父ちゃんの意気地なし!」と言葉を投げつけます。すると怒りが爆発した父は兄に暴力を振るわず尻を叩きます。そこが小津らしいです。

  • cut********

    4.0

    無声映画と生ピアノと永遠の理想の家庭

    小津安二郎のファン。年に何度かは美術館に訪れる気持ちで家にあるDVDで細かいところまで目を凝らし視聴。拘りは美術にしても俳優にしても徹底しているが、男性像が独特で、小津先生の美意識は特に男性に見られる。女性は芯が強く知性的、また男性の描き方に比べそれほど外見は美しくない(原節子は多分視聴者受け用にキャスティングしただけで、小津先生の理想は派手でなく控えめな人なんだろう)、か若しくは男性のダンディズムを際立たせたいから女性はなるべく控えめな人を選んでるのでは?とも解釈。本作はギンレイホールで視聴。ギンレイホールが渋いピアノを常設することになり(なんと画期的な!!!嬉しいです!今後も無声映画を見に行きたい!)無声映画のピアノ演奏で本作品を上映。全くピアノがそこにある事すら忘れてしまうほどに映画とピアノの音が一体化しており、いや、ピアノの音は生だから音楽としてもライブ感ありなのだが見事に一体化し素晴らしかった。昭和初期の東京。腕白坊主たちの日常と一日中針仕事をしているお母さんと厳格で偉いお父さん(このお父さんが所謂佐田啓二のお顔で。。。途中ファニーに変貌しますが、無声映画だから尚更表情にインパクトあり)。他愛もないが多くのメッセージとユーモアを含んだ映画でした。「ドラえもん」が所謂こういう腕白坊主たちの日常を2017年の現代でも延々描いているし、「サザエさん」の日常もこの昭和初期のまま、乾物屋の御用聞きと子供たちの会話なんかも日常の中に延々描いているし(現代ではそういうのはないでしょう。。)時代背景全く違うのに皆さん違和感なく受け入れてるのは、所謂それが日本の家族の永遠の理想像だからかな。などとフッと思ったりしました。こんな古い無声映画をわざわざ劇場に行って見るほど暇じゃないわ!って人が多いかもしれませんが、刺激的なハリウッド大作より見る価値ありかも。

  • xjn********

    4.0

    戦前の時代背景でも、モダンだ。

    音声がない映画とは、これほど映像に集中できるものなのか。セリフがなくても役者の会話が聞こえてくるようだ。

  • d_h********

    5.0

    ネタバレサイレント期の小津の傑作

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kor********

    5.0

    ネタバレ枕濡らしていいですか?

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • spl********

    4.0

    初小津映画

    小津監督の作品を見るのは初めて。 沢山、作品があるのは知っているけど、あまり興味がなくて(失礼)見たことがありませんでした。 初期も初期、サイレント映画です。でも、トーキーに移行する手前…くらいの時代かな。 郊外に引っ越してきたサラリーマン一家の子供の目線で見た、悲哀を描いた作品です。 字幕は少ない。ほんとにたまにしか出てこない。 でも、表情やしぐさで内容はわかりやすい こういう、差別構造。今の方がずっとひどくなっていますよね。なによりネットがある分、陰湿化しているかも。 昨日は喧嘩しても、今日は笑って肩を組める、なんて関係、築くのは子供でも今は難しいんじゃないか。 お前は大きくなったら何になりたい? 中将になりたい。大将じゃないのか 大将はお兄ちゃんがなるって。 って会話に、時代を感じつつ。 戦前の映画は意外にも面白いし、魅力がありますね。

  • kih********

    5.0

    コメントのしようがない。私の映画“原典”

     いいねぇ。実にいいねぇ。コメントのしようがないじゃないか。☆の数で評価しようったって、それは所詮無理な話。  サウンドトラックが無い。要所に台詞字幕が入っているだけ。しかし、慣れて来るとこれすらも邪魔な感じがする。もちろん音楽もない。それでいい。十分に楽しめる。笑える。そして泣ける。  映画が何も言わない(声を出さない、音を出さない)のだから、観る方も何も言わなくていい。そうだったのだ、映画ってもとはこういうものだったのだ。  小津さんの後の作品はたくさん見た。しかし、この『絵本』を観ることもなくレビューを書いたのはうかつだった。失敗だった。観る目が全然違ってくるではないか。 (映画を集中して観るようになって1年。手当たり次第に300本。感動の作品もたくさんあったが、くだらないのもいっぱいあった。2年目は、少し数を減らしてゆっくり精観したい。そう思っているところに、このような“映画原典”ともいえるような作品に行き当たってラッキーだった。こういう良作だったら、1年に100本で十分。いや、一週間に1本でもよさそうだ。)  このレビュー投稿は、☆の採点をしないと受け付けられないようなので、☆5にした。“原典”に採点というのも、素人がする評価、採点はしてはみたけれど。はなはだ可笑しな話ではある。

  • ytq********

    4.0

    小津入門編

     小津安二郎監督によるサイレント期のコメディ。3分に一度は笑えそうという位の勢いでギャグを盛り込んでいる、正に小津得意満面の出来といった調子。このジャンルを撮らせれば間違いなかろうという感じの子供達を中心に据えた傑作喜劇。  戦後の主要作品と違ってカメラも実によく動き、場面の構成も見事な、活気の溢れる楽しい味わい。しかし「大人の見る絵本」というだけあって、裏のテーマはほろ苦い。  実に万人の楽しめるかなり取っ付き易い小津作品ではないだろうか。戦後の主要作品、それこそ『東京物語』から小津に触れるより、まずはこれから観てみてはとお勧めしたい作品の一つ。

  • sei********

    4.0

    ネタバレサイレント時代の小津喜劇

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • che********

    5.0

    時代を超えた名作!

    東京の郊外に引っ越してきた 兄弟(小学3年くらい)の話。 兄弟の父親はとある会社の課長で、 専務の家の近くに引っ越してきた。 子どもたちのグループの中に 専務の息子がいて、 後半この力関係で兄弟と 父親の仲がおかしくなる。 無声なので顔の表情、仕草、 小道具をうまく使っている。 特に弟クンの動きが面白い。 この作品で終始支配しているのは ヒエラルギーなんだよね。 それは子どもたちの間の ガキ大将と腰巾着と子分や 会社の重役と社員という関係だけでない。 親と子、夫と妻、 先生と生徒などいろいろとある。 それを子ども目線で描いている。 子どもだけでなく、 父親役の人もコメディックな動きがいいし、 母親の一歩下がった感じもいい。

  • fbx********

    5.0

    日本が持ち得た最高の監督

    小津映画の型が決まる前、こんなに素晴らしい無声映画を撮っていたなんて。 特にこの突貫小僧のはつらつとした子供らしさ。 そして、それにぶつかる大人社会の矛盾。 暖かさとペーソスで、くるまれて、見る者を魅了して離さない。

  • ami********

    4.0

    小津のサイレント

    私が見た、日本映画初のサイレント映画! 本当に、バックミュージックもなく、何も 聞こえないんですね。 最初とても違和感があったけど、聞こえない だけに画面に釘付け。 何をしゃべってるか想像しているうちに、 普通に会話が頭の中で再生されているから、 不思議です。 ・・・チャップリンって完全にサイレントだったけな? しかし子供って良いな~。 子供はこうじゃなきゃ! なんといっても元気がいい! ストーリー的には、子供の視点で見た大人 の世界が理解できず、父親を恥に思ったり するのだけど、それだけ父親を尊敬していた って事で、なんとも微笑ましい。 アフレコでも会話を入れて、もう一度みたいな。

  • al2********

    5.0

    親父はつらいよ

    サイレント期の小津作品 子供の目線で語られるサラリーマン親父の哀愁が1932年作という時代背景を超越して普遍的なのに驚かされた 後に小津の代名詞となるローポジションが子供達同士の場面が多いこの作品で生きている とにかく子供達の演技がすばらしくまるで彼らの日常の風景をそれこそ劇中に出てくる16ミリフィルムで隠し撮りでもしたかのように自然で生き生きしている 主人公の兄弟同士でふざけたり友達同士じゃれあう場面なんか自分の子供時代そのまんまでびっくり 昨今の陰湿ないじめではなく喧嘩をしながらも結局遊び仲間になる関係が微笑ましかった 日頃会社の上司相手にぺこぺこしまくってる姿を息子達に見られてばつの悪い父親だが 物語の最後で息子達が発する言葉は皮肉が利いていてすばらしいラストシーンだった

  • じぇろにも

    4.0

    ネタバレ引っ越しで車が動かないOP

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • おおぶね

    4.0

    郊外の夢とサラリーマンの悲哀

     職住分離の時代になって、みんな郊外に行った。  これを「郊外の夢」という。  ここで出てくる電車は池上線だという。  そういえば、小津の映画には電車のシーンが多い。  もちろん、横須賀線と北鎌倉が一番多いが。  逆に言えば、サラリーマンの誕生ということである。  描かれているのはサラリーマンの悲哀である。  『月給なんかもらわなきゃいいじゃないか」というのが子どもの言い分だ。    社宅や官舎に入れば貯金がいやほどたまるのだが、躊躇する人が多い。  職場の職階がそのまま住環境で生まれるからだ。  上司が立派でも、その奥さんまで立派ということは稀だ。  子どもまでもが職階に左右される。  この時代に映画を撮るなんてリッチだ。  先日、田村正和の家の映画を見せてもらったが、金持ちはいるのですね。  驚いたことはいっぱいあるが、雀の卵を食べたのですね。  犬にまで食べさせてヂステンパーみたいになる。  どうしてか昔の犬はディステンパーによくかかって、英語の教師からtemperがdisだからと教わった。  小津らしいギャグがいっぱいの映画だった。  「シマウマは白が地か、黒が地か」とかライオンを見て「どこから歯磨きが出て来るのだろう」とか。  「うちにはもっと立派な車がある」「お前んち、お弔い屋じゃないか」なんてのも。  「歯が自由に外すことできるから、うちの父ちゃん立派」とか。  家族の崩壊という方にばかり目が行くが、喜劇の監督だったのを忘れていた。  この映画は池袋の文芸地下で、松田春翆さんの弁士で観た。  マツダ映画社が集めた断片だったが、『大学は出たけれど』も観た。  NHKで流れたのは倍賞千恵子と風間杜夫のナレーションだった。  字幕部分だけが朗読されるので、少しつまらなかった。  色がついてないのだ。  うちの子どもたちも職場でへこへこしている僕を見たら落胆するかもしれない。  まあ、その前に、父親として愕然としているかもしれない。  「酒でも飲まなきゃやりきれないよ」

  • いやよセブン

    5.0

    小津安二郎は時代を超える

    1932年製作、小津安二郎監督で、日本映画の無声映画最高傑作との呼び声が高い作品。 小学生の兄弟がいる4人家族が東京郊外に引っ越してきた。 兄弟は近所の子供対と馴染めず、学校をサボっていたが、学校からの連絡ですぐにばれてしまう。 近所にお父さんの勤めている会社の重役一家が住んでいて、同年代の男の子がいる。 この重役の家で活動写真鑑賞会が開かれ、子供たちも見せてもらうが、兄弟の父親も来ており、重役やその子供にまでペコペコしているのが面白くない。 家に帰り、「お父さんは偉いの?お金持ちは偉いの?」と父親を責める兄弟に、両親はタジタジだ。 子供の世界に突然、大人の都合が乱入、混乱する子供たちがせつない。 テーマが普遍的で、笑わせて泣かせる、小津安二郎28歳にしてこのレベル、素晴らしい。

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