レビュー一覧に戻る
セント・エルモス・ファイアー

jir********

3.0

青春を振り返る

大学を卒業した友人メンバーたちが社会の荒波にもまれ始めた事でアイデンティティーの再構築を迫られる話し。 社会人一年生の葛藤にスポットを当てているのが新しいポイントになっている。 1986年の映画なので当然服も髪型も古いので、現在進行形というより、そして自分の年齢のせいもあるだろうが「青春を振り返る」という目線で観た。 平たく言えば「皆それぞれ悩んでる」という事なのだが、中でも目についたのは大学時代イケイケだった奴ほど落ちぶれていく、という社会人あるあるだ。 ビル・ゲイツが母校のスピーチで「オタクには優しくしとけ、将来君らの上司になるからな」と語った通り肉体の発達と流行に敏感なだけが特徴の学生なんて社会では需要が低いのだ。 そのプライドに寄りかかっていると、それに気付くまでの社会に出てからの数年間を無駄にしてしまう。 そして、一人の女が同じグループ内の男を渡り歩くと言うのもよくある。 しかし結局結婚は全然関係ない所の人とポコッとしたりする。 個人的には見終わったあとも特に良い気分になったりはしなかった。 そりゃそうだろうね、という全てが普通のように映ってしまった。 彼らは現在50才くらいだと思うが、その現在には興味がある。

閲覧数1,131