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訴訟

訴訟

CLASS ACTION

109

vez********

3.0

こころが温まります。

出世栄達を望まず(彼の台詞でいえば)ハートで訴訟をするタイプの弁護士の父・ウォード (ジーン・ハックマン)と、大手法律事務所の主任弁護士の地位を得るため「勝てる訴訟」で着実に実績を刻んでいる娘のマギー(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)。 浮気で母親を苦しめ、父親をただの正義ぶった二流弁護士と見下していた娘マギーとウォードとの間の確執。 しかし、ウォードの事務所に持ち込まれた一件の訴訟-大手自動車メーカーの欠陥車問題の処理をめぐって、その確執が、少しずつ融和するプロセスに、こころが温まります。 この映画で題材になっている弁護士父娘の確執と融和とが実話かどうか知りませんが、「燃料タンクの位置の設計不良」が「ウインカーの電気回路の不良」に置き換わったり、車の名前が「メレディアン」に置き換わったりしているものの、作品中の欠陥車問題は、フォード自動車の実際の欠陥車(小型日本社に対抗するため、デトロイトが初めて本格的に開発した戦略的小型車)をモデルにしたと聞いたことがあります。 ちょっと太めで、おどけたところのあるようなジーン・ハックマンのキャラクターが、「ハートで訴訟をするタイプの弁護士」という役柄にぴったりで、楽しく、感動しながら見ることのできる作品でした。 (H20.12.4DVD観覧)

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