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卒業 (1967)

THE GRADUATE

監督
マイク・ニコルズ
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  • みたログ 2,585

3.59 / 評価:678件

名作なのか???

  • UrbanDockGoer さん
  • 2019年6月26日 20時19分
  • 閲覧数 1468
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

1967年公開というから52年前。
卒業というタイトルは知っていたし、ラストシーンも知ってたというか、そういう映画があることは知ってた。 ただ「あれ、この映画だっけ?」と実は終盤までそう思いながら観ていた。

リバイバル上映を知って鑑賞を決めたのは名作なのだと思い込んでいたから。
50年も多くの人の記憶に留まっているのだから名作なのかも知れないが、誰が観ても感動する作品なのかと思っていたが、そうではなかった。
複数の映画サイトを覗いたが、一般評は総じて70点前後。 俺の印象も大体そんなところ。


【物語】
ベン(ダスティン・ホフマン)は裕福な家の一人息子。
大学を卒業したばかり。卒業後の進路はまだ決めていないが、一旦実家に帰って来る。
親が多くの人を家に招いて卒業祝いのパーティーを開く。 ウンザリして自分の部屋に戻ったベンのところへ、父親の会社の共同経営者であるロビンソンの妻(マイク・ニコルズ)がやって来る。

ベンを子ども扱いして高飛車に振る舞うロビンソン夫人に逆らえずに、ベンは命じられたまま夫人を家まで車で送る。すぐ帰ろうとするが、ここでもベンは夫人に強引に家の中へ連れ込まれる。さらにあられもない姿を見せて露骨な誘惑までされるが、夫が帰宅したため、すんでのところでその場から逃げる。


しかし、ベンは夫人の姿が頭から離れなくなり、数日後ついにホテルから夫人に電話を掛ける。 夫人は飛んできてベンと夫人は不倫の関係を結ぶ。その後もその関係は続いたが、夫人の娘エレイン(キャサリン・ロス)が帰郷して事態は一転する。

最初はロビンソンや両親にエレインと会うことを執拗に勧められて、断ることが出来ずに会ったベンだったが、エレインにたちまち惹かれてしまう。




【感想】
観賞前に想像していたのは、純粋なラブロマンス。
ところが、実際はいきなりオバサンと不倫関係。
すぐに「思ってたんと違う~」となった。

しかも、主人公ベンの魅力の無いこと!
オバサンにいいように、振り回されて、
「お前、しっかりしろよ!」
と言いたくなるダメ青年。

エレインが登場したあたりからグッと面白くはなるのだが、
2人の恋も、さほど感動的とは言えない。
有名な、花嫁をさらうラストだけは知らなければ衝撃的だったと思うけど、
知ってたからな(笑)

純愛というよりはラブコメだけど、それほど笑えないし、痛快度もさほど・・・


ストーリー展開的にも疑問が残ってしまった。
夫人はベンに「エレインには絶対近づくな」しつこく釘を刺していた。
あれだけ、強く言うのは実はエレインもベンの父親の子供で、2人が腹違いの兄妹とか、特別な事情があるに違いないと思っていたのだけど、結局最後まで何も語られず。
単に娘と競ったら、若さで絶対負けるという嫉妬心に過ぎなかったの?


また主題については、親や夫人の意のままに操られていたベンがエレインと共に親の庇護から卒業して、独り立ちするというところですかね。そこはまあまあという感じ。
俺にはそれ以上の深読みは出来なかった。


有名作だけに1回観てみても良いが、無理にとは言わない。
程度です。



ああ、忘れてた。
サイモンとガーファンクルの歌だけは素晴らしい。
でも、音楽だけ純愛っぽくて、作品とマッチしているとは思えなかった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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