花形選手
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(2件)

かっこいい9.5%笑える9.5%楽しい9.5%切ない9.5%悲しい4.8%

  • Kurosawapapa

    4.0

    筋肉質で格好いい“御前様”☆

    ======= 大学陸上部のランナーで花形選手の座を競っている関(佐野周二)と谷(笠智衆)。 学生たちは、軍事演習のための行軍に出発。 部隊は、いつしか子供たちも従わせ、様々な人とすれ違っていく。 途中、関(佐野周二)は、門附の女(坪内美子)とすれ違うが、部隊が夜営することになった村落で、再びその女と出会う。 ======= タイトルから華やかなスポコンものを予想してしまったが、そこはやはり清水映画(1937年製作)。 学生たちの姿を、淡々と描いた作品。 清水監督は “作為性” を排除し、 スタジオを離れ、映画を自然の即興に委ねていく。 ・銃を手入れする学生たちが、昼寝する姿に変わっていくディゾルブ ・集まってくる子供たち ・コミカルなシーン ・キャメラが旅をするかのようなロケーション撮影 本作は、清水流が結実した作品とも言える。 俳優陣は、佐野周二を中心に、笠智衆、日守新一、近衛敏明、大山健二、坪内美子ら。 本作の花形スターは、佐野周二なのだが、 どうしても目は笠智衆に向いてしまう。 小津映画での老翁や「男はつらいよ」シリ−ズの “御前様” のイメージが強い笠さんも、 本作では筋肉質の体を披露、走る姿は実に格好いい! また、笠智衆が佐野周二を殴打するシーンでは、 精悍な眼差し、男としての逞しさ、そして 優しさも魅せる。 こんなに格好いい “御前様” 、初めて見た!☆ また、佐野周二が坪内美子と、柳の木の下で佇むシーン。 余計な会話はなくとも、目線の演技だけで心と心の触れ合いが伝わってくる。 友情あり、 笑いあり、 人情あり、 清水監督らしい、優しい風を吹かせた作品。 この映画は、戦争が背景にありながら、 俗悪にも汚れず、戦争批判もない。 「 花形選手になりたい、、、 」 そんな学生の純粋な思いだけを描いている。 本作が作られた1937年は、 清水監督の親友である小津安二郎監督、山中貞雄監督が出征した年。 清水監督も、戦争の暗い影を感じていたはずだが、 あえて自己流を貫いているように見える。 自然体を貫くことが、清水監督にとっての反戦だったのかもしれず、、、 そして、自分らしい映画を作り続けることが、 戦争に赴く親友へのエールだったのかもしれません。 ( SHIMIZU:No4/9) 監督キーワード:「自然の即興に委ねる」

  • bakeneko

    5.0

    ネタバレ勝った方がいい!

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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坪内美子門附の女
爆弾小僧門附の子供
長船フジヨ門附の子供
突貫小僧田舎の子供
葉山正雄田舎の子供
アメリカ小僧田舎の子供
水戸光子ハイキングの女
小牧和子ハイキングの女
東山光子ハイキングの女
森川まさみハイキングの女
槇芙佐子ハイキングの女

基本情報


タイトル
花形選手

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル