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血煙高田の馬場 (1937)

監督
マキノ正博
稲垣浩
  • みたいムービー 5
  • みたログ 40

4.08 / 評価:13件

決闘高田のババーン

  • すかあふえいす さん
  • 2014年4月27日 1時04分
  • 閲覧数 530
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

忠臣蔵といえば堀部安兵衛。
堀部安兵衛と言えば高田馬場の決闘!

坂東妻三郎主演「血煙高田の馬場(決闘高田馬場)」。

正月番組の一言で片すには惜しい密度を誇る傑作娯楽時代劇だ。

40数分の短縮版とはいえ、テンポ良く歯切れの良いストーリーと4回もスピーディーな斬り合いを楽しめる。
ほとんど鍔迫り合わずに、しかも音もなく敵を切り倒していくその速さは息を呑む。

しゃがれ声のバンツマの切れ味、女相棒の原駒子に名優・志村喬の手堅いメンツ。

バンツマが「叔父さん」のモノマネを長々とする場面はクスッと笑ってしまう。

ファースト・シーンからお祭り騒ぎ、度肝を抜かれるシーンだったぜ。
喧嘩の仲裁どころか「俺様も混ぜやがれ」という三度の飯より喧嘩好き。
弱いものを虐げる野郎は許さねえ、この義侠心。

斬り倒した男たちを「星」にしてしまう洒落も粋だ。

ラスト6分間のダイナミックな展開は圧巻だが、幕切れは少し唐突に感じた。

だが、とにかく時間を忘れて楽しめる快作!

以前見た伊藤大輔の「決闘高田の馬場」の断片とは微妙に違うんだよな。
伊藤大輔版は大河内傳次郎主演。真上から撮影された人の群れを突き破るように猛烈に走り去る場面、決闘場面もクローズアップとロングショットを交互に組み合わせた場面だった。いずれも凄い迫力だ。

マキノ版のバンツマを真横から捉えたフルスピード、ロングショットで捉えられたラストバトルも迫力満点だったぜ。

早くDVD化してくれ~。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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