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ゾラの生涯 (1937)

THE LIFE OF EMILE ZOLA

監督
ウィリアム・ディターレ
  • みたいムービー 7
  • みたログ 68

4.05 / 評価:22件

フランスを愛した小説家がえん罪事件に臨む

  • hoshi595 さん
  • 2020年1月1日 4時57分
  • 閲覧数 63
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

フランスの文豪エミール・ゾラの後半生を描いた映画。「居酒屋」など映画化された作品も多い。主役のゾラには、「暗黒街の顔役」で主演を務めたポール・ムニが扮している。生涯25作に出演し5作品がアカデミー賞にノミネートされ「科学者の道」で主演男優賞を獲得している。

物語は、画家のセザンヌと同じアパートで暮らすゾラが、貧乏生活から抜け出し、持ち前の正義感を前面に出し愛するフランスで奮闘する有様が描かれて行く。ハイライトはえん罪事件の裁判シーンで後半のほとんどを占める。だから伝記映画のようであっても、法廷サスペンス的要素も楽しめる。

共演は、「アンネの日記」で主人公アンネの父親役を演じたジョセフ・シンドクラウト。本作品でアカデミー賞助演男優賞を獲得している。また弁護士役のドナルド・クリスプは「わが谷は緑なりき」でアカデミー賞助演男優賞を受賞していて、演技達者な俳優が揃っている。

監督は、「ノートルダムの傴男」を手がけたウィリアム・ディターレ。本作品で作品賞と脚色賞を含めアカデミー賞3部門受賞の他、NY批評家協会賞2部門も受賞している。

音楽は「男の敵」、「君去りし後」、「情熱の航路」と3回アカデミー賞作曲賞に輝くマックス・スタイナーが担当。しかし最も有名な「風と共に去りぬ」では受賞を逃している。

個人的には、アルコール中毒によって破滅していく労働者階級を描いた「居酒屋」が、爆発的な売上を記録したにもかかわらず、なぜ”腐敗した文学”と批判されたのか当たりも含めて、もう少し幅広く取り上げても良かったのではないかと感じたが、2時間弱の放映時間で欲張りすぎはいけないと思った次第である。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 勇敢
  • 知的
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