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ソルジャー・ストーリー (1984)

A SOLDIER'S STORY

監督
ノーマン・ジュイソン
  • みたいムービー 16
  • みたログ 75

3.40 / 評価:25件

美しく、激しく、儚い人間の欲望を描く

  • さよならキノー さん
  • 2009年7月14日 23時52分
  • 閲覧数 587
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

あれれれ?誰もレビューを投稿していないことに驚いた。深夜のTVで鑑賞。
若いころのデンゼルワシントンが映画2作目の出演をしている。この当時から(84年公開)から圧倒的な存在感を感じられる。

第二次世界大戦中の軍人たちの人種の偏見を通して自分のアイデンティティを考えさせる。
興味深いのは黒人と白人との人種の違いの問題の先にドイツとの戦争という国家間の戦争という事実がある。正しくとんでもない倫理的な作品である。肌の色と国家…人間はいつでもどこでも自民族中心主義なのだと問いかけるのである。

それに加え映画的展開も面白い。鬼軍曹が何者かに殺される。犯人は誰なのか?部下たちへの事情聴衆により浮かび上がる真実によって誰もが心に閉ざしている欲望と差別心が明かされてくる。結構ラストも衝撃的である。サスペンスジャンルとしても楽しめる。

鬼軍曹を演じたアドルフ・シーザーの演技力に圧倒された。まるで2重人格のようなキャラクターであり剛と柔を演じ分けている。正直アドルフ・シーザーという俳優は知らなかったのだが、とても素晴らしい俳優である。

アメリカの戦争において黒人の存在は必要不可欠であり、イーストウッドおじいちゃんが戦争2部作で描ききれなかった部位であろう。この作品ではその部位を丁寧に描き出している。隠された傑作戦争映画で間違いない。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 恐怖
  • 絶望的
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