レビュー一覧に戻る
ソルジャーブルー

ソルジャーブルー

SOLDIER BLUE

112

gam********

5.0

ネタバレ声も出ない、至近距離での殺戮

中島みゆき?みたいな歌い方の『いちご白書』の主題歌「サークル・ゲ ーム」 あれと同じ人がこの主題歌を歌います。 これでもかというくらい延々と続く殺戮シーン。 70年代初めの映画で稚拙な映像技術ですが 結構エグかった。 打ちのめされた次の朝、ガッコで「夕べ観たか?」が合言葉。 ひどい体験をしたものです。 でもおかげで僕らは、わりと偏見の無い世代でいられる。 凛としたキャンディス・バーゲン主演。 どういう位置づけしようかいつも迷う、キャンディス・バーゲン。 彼女がなりゆきでインディアンとともに生活し その暮らしも悪くなかったけれども もとの生活に戻ろうと、別れる。 騎兵隊と一緒になったところを別のインディアンに襲撃され全滅。 彼女と若い兵隊ひとりだけが生き残る。 彼らはまた騎兵隊仲間と合流できるのだが その部隊はインディアンの村を襲い 出てくる男たちを殺し 家を焼き 女をもてあそびこれも殺し 子供も容赦なく、一人残らず皆殺しにしていく。 『プライベート・ライアン』の砂浜や 『ブラック・ホーク・ダウン』の落ちたヘリの中も地獄だったけど この映画の世界は、特別に強力な火器は無いし CGも何も無いので至近距離での殺戮がよけいに生々しい。 相手を、そして相手の文化を 「知らない」というだけで人間は、世にも恐ろしいモノに変わる。 「人種が違う」というだけで警戒し排除しようとする。 たかだか生きても90年。 うまくいっても100年。 動き回れるのはせいぜいそのマイナス10年。 あと何年だ? 簡単なことを難しくしてみたりして いがみあってもなーんにも無いんだけど。 常識人でありたい、そう思います。

閲覧数1,340