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新篇 丹下左膳 隻眼の巻 (1939)

監督
中川信夫
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3.33 / 評価:3件

丹下左膳ライジング!

  • bakeneko さん
  • 2012年12月26日 20時05分
  • 閲覧数 410
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

林不忘の原作から離れた“丹下左膳のエピソード0”と言える作品群が1939年から創られた“新篇 丹下左膳連作”であります(本作の脚本は川口松太郎)。
『怪刀の巻』『隻手の巻』『隻眼の巻』『恋車の巻』を、渡辺邦男,山本薩夫,中川信夫,萩原遼の4人の監督が分担して創り上げている連作の3番目のエピソード(中川信夫監督作)で,シリーズで唯一ほぼ完全に残っている作品であります(まあ,第5エピソードの完結編は結局作られなかったので,永遠に完結しないシリーズなのですけど…)。

“困った,面白い!”というのが本作を見た感想で,
(本作もアメリカで発掘されたんだけど)“どこかで2,4作目が見つからないかなあ~”と切望する程,ワクワクさせる出来映えとなっています。
多くの作品でいきなり隻手隻眼で現れる丹下左膳ですが,当然そうなった由来がある訳で,本シリーズではそのエピソードをじっくりと語って“丹下左膳誕生秘話”に見入る映画となっています。
1~2作目と続いた“悲劇&苦難&鍛錬”が,漸く逆転のヒーロー誕生!に発火する作品で,右腕と片目を失った主人公が独自の剣法を編み出して,宿敵を倒し悪大名に迫る過程で“続編に続く…”となる映画ですが,
新キャラである高峰秀子のツンデレお嬢さんとの長閑なやり取りや,
シリーズを通したヒロイン:山田五十鈴のヒロインの凛とした決意,
前作から続く沢村貞子の粋な姐さんの慕情
―といった華やかな見せ場もふんだんに盛り込まれています。
他にも,歌いまくる:岸井明や進藤英太郎,黒川弥太郎等も魅力的なキャラクターを演じていて,悪大名:冬木京三の憎々しさも圧巻であります(ああっ,斬られるところが観たい!)。

現在では連作の中途しか観ることのできない作品ですが,それでも見どころたっぷりの映画であります。


ねたばれ?
ちゃんと生死を確認しないから…

詳細評価

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