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元禄忠臣蔵 前篇 (1941)

監督
溝口健二
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2.75 / 評価:4件

時局映画・忠臣蔵前編

  • 文字読み さん
  • 2007年6月25日 1時00分
  • 閲覧数 1098
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

1941年。真珠湾の年に公開された映画は、それだけで「あーなるほど」と思ってしまう時局的要素満載。幕府にはむかうために朝廷の権威に頼ることなど、その最たるもの。いくら浅野内匠守が朝廷の使いへの接待役とはいえ、刃傷への朝廷の評判を気にし、ましてや朝廷のある方向に向かって伏し拝む大石蔵之介という時代錯誤。元禄時代には、天皇なんてほとんど忘れらてたっつーの。

もうひとつは、大石が最初から復讐を考えていて、弟によるお家再興は信じてもいない方便にすぎない、という設定。すべてが大石の策略として、いかに復讐するかという方向に進むというのも、西欧諸国に鬱憤がたまっていた当時の日本的状況そのものにみえる。

そのようなどうしようもない時代的制約はともかく、やはり映像とカメラワークはさすがというほかありません。家屋のなかをスムーズに移動するカメラを見よ!

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物語
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