ここから本文です

婦系図(おんなけいず) (1942)

監督
マキノ正博
  • みたいムービー 0
  • みたログ 12

3.86 / 評価:7件

ふたりでお蕎麦を♡

  • bakeneko さん
  • 2013年1月7日 19時53分
  • 閲覧数 256
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

泉鏡花の原作を監督:マキノ正博、脚色:小国英雄、主演:長谷川一夫&山田五十鈴(26歳♡)で映画化したもので,可愛らしい高峰秀子(17歳♡)や頑固さに説得力のある古川緑波のドイツ文学者,日蔭の女:三益愛子 ,気風の良い魚屋:山本礼三郎…と魅力的な登場人物の共演を愉しむことができます。

尾崎紅葉『金色夜叉』徳富蘆花『不如帰』と並ぶ3大国民的通俗小説であり,新派悲劇の代表作として有名な「婦系図」は,幾つかのテーマを内包するオリジナルの小説(1907年)と新派悲劇狂言ではかなり違ったお話になっていて,
舞台版は有名な“お蔦と主税の別れの場「湯島境内」”を始めとした恋愛悲劇に凝縮されています。
本作は,新派悲劇バージョンを更に当時の世相(太平洋戦争中)にそって脚色していて,原作ではドイツ文学者だった主税が火薬の開発研究者になっています。
それでも,全盛期の美しさの主演カップル&マキノ監督の情緒たっぷりの演出は見事で,日本情緒の中に一途で純な恋心の可憐さを魅せてくれます。
有名な台詞や物語展開も“現実味のある生きた言葉&設定”として理知的に機能していて,結末を知っていても物語に引き込まれる絶妙な作劇が光る一遍となっています。

山田五十鈴の「いやです♡」の言葉回しと表情を観るだけで元が取れる映画で,他のカップル:岡譲二&田中絹代;天知茂&高倉みゆき;市川雷蔵&万里昌代;鶴田浩二&山本富士子―のバージョンンと比べて観るのも一興かと思います。


ねたばれ?
日本家屋の中で花火をしては危ないよ!

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 笑える
  • 楽しい
  • 悲しい
  • ゴージャス
  • ロマンチック
  • 不思議
  • パニック
  • 不気味
  • 勇敢
  • 知的
  • 絶望的
  • 切ない
  • セクシー
  • かわいい
  • かっこいい
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ