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絢爛たる復讐 (1946)

監督
小石栄一
吉村廉
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3.00 / 評価:2件

役者の借りは舞台で返す

  • bakeneko さん
  • 2018年11月21日 14時13分
  • 閲覧数 113
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

小川宏悳の原作の映画化作品で、戦後間もない新劇界を題材にして、戦時中の疎開先で女優の卵にちょっかいを出した男優に棄てられた女優志願のヒロインの芝居舞台での対決が語られる-“和製バックステージもの”の佳作であります。

戦時疎開中に東京の俳優:大江純(小柴幹治)の甘言に誑かされて関係を持った須田真弓(槙芙佐子)は、女優になるべく彼氏を頼って東京の劇場を訪ねるが冷たくあしらわれる。行く場所の無い彼女は照明係りの光子(相馬千恵子)と裏方の留めさん(吉川英蘭)の部屋に拾われるが、折りしも気鋭の演出家:高垣信造(月形龍之介)が癖の無い女優の卵を探していて…というお話で、見習い女優が試練を経て女優開眼し、嘗て自分を棄てた男に舞台の上で復讐するまでを、舞台の演技をじっくりとみせる=臨場感たっぷりの作劇で語ってゆきます。
新人女優の躍進展開は-「イブの総て」、「エスター・カーン めざめの時」
舞台上での復讐は-「華麗なる恋の舞台で」、「キス・ミー・ケイト」
等を連想させるバックステージもので、上演される舞台「復活」 の主人公とヒロインの関係が、現実の男女関係と重なる仕組みが劇的緊張を現出する仕掛けとなっています。

槙芙佐子の熱演はもちろん、いつもの時代劇の悪役と打って変って“温厚な演出家”を演じる月形龍之介やちょい役で顔を見せる小林桂樹(22歳)もお見逃し無く!

ねたばれ?
茨城県石岡市ってそんなに田舎かなあ~(つくばの直ぐ隣なんですけど…)

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