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長屋紳士録 (1947)

監督
小津安二郎
  • みたいムービー 6
  • みたログ 89

4.18 / 評価:18件

マレビトがくれた幸福感

  • あでゅ~ さん
  • 2008年9月1日 17時27分
  • 閲覧数 504
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画の
じんわりと心に沁みてくる
シンプルな感動は
ちょっと
「田舎に泊まろう」のような
テレビ番組と似ているかもしれない
(なんて書くと小津ファンに怒られちゃうかな)

ああいう番組を見てると
心を閉ざしている人が多い村と
開かれている人が多い村と
日本全国いろいろあるなぁと思うけど

閉ざしていた人の心が開かれて
通りすがりの他人を受け入れたしゅんかん

どばどばどばーって心の交流が起って

なんか目に見えない
贈り物のような気持ちが
人とのあいだを流れ出す

こわばっていた表情が
やんわりとした
しあわせな表情に変わっていく

感動してしまうんですよね

マレビト

折口信夫の云う マレビトって
こういう力のことなのかなぁって

マレビト

ちいさな神さま

座敷童子

青木放屁クンの無口な存在感も
やっぱりマレビトで
だから戦後の東京の
心のすさんだ長屋の人たちに
ささやかな夢を残してゆきます

飯田蝶子さんの
オバサン顔のものすごいこと!

オバサンvs座敷童子

とくに
茅ヶ崎海岸での追いかけっこの神秘的な美しさ
かつ笑えます

笠智衆さんの裏技・のぞきからくりの口上も
みものです

それとラストの上野の映像

小津監督が風刺した戦後社会よりも
通りすがりの他人を物のように傷つける現代は
ますます
すさんでいるよなぁと思うばかり

かくいう私もマレビトを受け入れられるかどうか…

詳細評価

物語
配役
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