素晴らしき日曜日
3.7

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(27件)


  • S.I

    3.0

    和製ネオリアリズモ

    終戦直後の平和だけど暮らしはどん底な世相がよくわかる作品です。 主役のお二人が美男美女じゃないしストーリーは踏んだり蹴ったり。 でもさすが黒澤作品。どこか一味冴えてます。 びしょ濡れの後着替えもせずにデート続けますが、気持ち悪くないのかなあ。 というのは野暮なお世話でしょうが。

  • dis********

    4.0

    配役はいいけど

    女優さん、最初は不美人に見えたけど性格がいいとキレイに見えてくるって本当ですね。 ミスチルの桜井に似ている俳優さんも、憂いのある表情とキャラが良い。 本作には夢を見ること、夢想することの意味を考えさせられました。 夢を見ることは大事だと思います。 でも現実も同様に大事なので、ただ夢から現実に落とし込む過程も描くなどして、夢見ることの意味をもう少し違った形で表現すれば説得力が違うと思います。 本作では夢見て終わりなので。

  • hei********

    2.0

    なんともテンポの遅い映画

    黒澤映画からイメージするあのテンポの良さがまったく感じられない作品。 一つ一つのシーンがだらだらと長く、シーンの中の芝居のテンポも悪い。 なんとか無理して最後まで観ましたが、とても疲れました。

  • WXYは知ってても、それだけじゃ

    3.0

    そしてまた来週の日曜日

    オープニングの満員電車、当時は日曜日にも満員になったのかな。 最後の二人だけの野外音楽堂、誰も居ない客席に拍手を求める。 特徴的な二つの場面が雰囲気を作る。 鬱屈した男をいじらしい女性がなだめる。そんな二人にも幸せそうな未来がありそうな予感を残して終わる。

  • 佐々木洋史

    3.0

    あの時代

    先週の水曜GEO経堂店でレンタルし鑑賞しました。上野動物園のシーンはあの時代が濃厚です。

  • fg9********

    5.0

    ネタバレどうか皆さん、拍手を送って下さい!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • qaz********

    4.0

    私の知らない時代!

    本作は72年生まれの私の知らない終戦後の東京です。 仕事の介護施設の利用者さんたちがリアルタイムで感じた東京がフィルムに焼きついています。 上野動物園のシーンは装いが今と違うのを感じます。 2人の会話は明らかにアテレコです(笑)。 ラストのヒロインが観客に呼び掛けるシーンは日本では白けられ散々に酷評されたらしいですが、アメリカでは拍手が巻き起こったそうです。 私も思わず拍手したくなります。 ラストは切ない終わり方です。 青年はかつてレビューした「オール怪獣大進撃」では銀行強盗の兄貴を演じました。風貌の変化に驚きます。 今だからこそ見るべき作品です!

  • kih********

    4.0

    カラオケのない時代のカラシキ(空指揮)

    1947年というから終戦2年目。その頃は、今でいうデートのことをランデヴー (rendez-vous)と言っていた。その頃は、15坪の木造平屋建てが10万円で、これが庶民には憧れだった。6畳一間600円のアパートにもあり付けないのが普通だった。では、週一回のランデヴーの予算が35円というのも惨め過ぎることでもなかったのではないか。 この生真面目な青年には、この時代のランデヴーが器用に過ごせず、いたずらに惨めな方にばかり流れる。それが、古典的な日本女性のつつしみ深さで支え励まされる。このカップルはコーヒーショップの経営を夢見ているが、おそらくそうはならず、どこかの課長補佐くらいのサラリーマンに治まって幸せな家庭を築くのではないか。退職金を前借りして15坪~20坪のマイホームを得て、静かで円満な市民生活を全うすることだろう。 終戦直後の焼け跡で、人々の気持ちまでも大きく傷ついて、混乱のドサクサの中でこういう真面目で心細い青年たちの生きる様が『日曜日』に凝縮されて、絶妙のペーソスで描かれている。ところが、二人の夢見心地の最後の30分がいけない。途端に、“ままごと”になってしまった。見ていて恥ずかしくなる。黒沢作品には時々こういうのが出てくる。例えば『まあだだよ』、浮世離れした宴会が出てきてがっかり。例えば『天国と地獄』、サスペンス調から途端に犯人の被害妄想狂への(心理学的?)深入り。例えば『どですかでん』、貧民街でのパステル調の住宅イメージ。跳び過ぎるのだ。 本作での、特に、無人音楽堂での指揮。10万円住宅の現実味と、このコンサートの非現実味の落差。これを長回しでしつこくやられると、シューベルトの愛好家であろうとなかろうと、シラケを通り越して嫌気になってしまわないか。今はカラオケ音楽の時代。この映画はカラシキ(指揮)で時間稼ぎをやっちゃった。拍手してくれって言われてもねぇ。 カラ指揮もままごとコーヒーもストーリーのぶち壊しだが、この女性はいい。戦後を期に新しい女性像が様々演出されているのだが、この女性は新鮮。この女性によってこのストーリーも何とか持ち堪えた。実は彼女こそが本作の主役であり主題ではないのか。

  • kor********

    4.0

    ネタバレ雨もいつか晴れる日曜日

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • frg********

    5.0

    人間描写が。

    なんかわからんですけど、最初を観た時点でこの映画は惹きつけられました。 なんでしょうね。そして人物の仕草や話す内容が、行動が、、上手すぎですね。。 男女のやり取りがよくよく描かれています。 そこまでツイてないの?と思ったり、どうなるんだろう。。と何気ない日常を描いた作品なのに、予想がつかなくて、いやいや予想がつくと言うか、実際の日常も何が起こるかわからないわけですから、お金がなくても二人が生き生きしているところがよかったです。 女と男の微妙なズレとかもよかったですし。うんうん。 最後も「また・・」と言って別れるシーンとか好きですね。 そっか、またなんだと思って一人なんだか幸せを感じました。 観終わって題名のとおり、素晴らしき日曜日だな、と思いました。 みなさんにとっても素晴らしい日曜日が映画で出てくるように、 素敵だったりするんだよなーと思いました☆

  • いやよセブン

    4.0

    当時はみんな貧しかった

    貧乏なカップルが日曜日にデート(映画の中ではランデブーといっていたが)するが、お金がない。 お金のかからないことを考えるが、何事もなく済んだのは上野動物園ぐらい。 その他ではことごとくいやな目に遭う。 希望しか生きる糧がなかった時代です。 みんな貧しかったけど、不幸だったとは言えない。

  • どーもキューブ

    3.0

    アパートの間

    黒澤明の中で一番軽くて好きな作品。戦後まもないカップルのワンデイムービー。当時の時代を感じます。若さをともなうフィルムは時とともに古びる宿命。そこはのみこみ見てみましょう。マイナスな彼と明るくふるまう中北千枝子。金もなく、二人のデートは重たい。ガラスを割ったり、雨にふられたり、いろいろふりまわされてしまいます。二人は重苦しいなか彼のアパートに行きます。このアパートのシーンこそ映画であり、黒澤明の素晴らしいカッティングセンスあふれるシーンが展開します。悲壮な二人の駆け引き、雨漏り、雨、スピーカーの音楽。この間こそ映画です。

  • ********

    4.0

    それでも明るい未来を

    1947年。黒澤明監督。金のない若者のカップルはどうやって日曜日を過ごそうかと迷う。復員してすっかりかつての理想を失った男は金がなければ仕方がないと投げやりだが、女は希望を失わない。建売住宅を見て、古ぼけたアパートを見て、子供たちと野球をやり、成り上がった戦友のキャバレーに行ってタカリと間違われ、動物園に行き、コンサートに行って券を購入する直前にダフ屋に邪魔されて、、、男のアパートで決定的な亀裂があり、二人は別れそうになるが、、、、という話。 それでも若い二人はパン屋をするというかつての夢を取り戻し、聞き逃したコンサートを想像の力で聞き返す。主演の二人は決して美男美女ではないが(名わき役の中北千枝子ではありますが)、それだけに「どこにでもいる、金のないカップル」になっています。何も起こらず、うまくいかないことばかりでとにかく身につまされます。そして最後に映画ならではの奇跡。 敗戦後は、夢や希望は「取り戻す」ものだったことがよくわかる佳作です。

  • じぇろにも

    4.0

    ネタバレ満員電車のOP

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • hig********

    5.0

    60年前の或る若者のデート風景。

    高齢化社会の現代、90歳近くの夫婦が散歩をする光景を目にすることは珍しくない。 彼らたちがこの作品に登場する若者たち(20代後半?)そのものなのだ。 どうしても老人の方を見ると、今の姿から若かりし頃の青春や恋愛というものが想像できないが、この作品を観ると、いつも見掛けている老夫婦の見方が変わるかも知れない。 背景となるのは戦後間もない(製作年は1947年)東京。 一組の若いカップル(古い?)のとある日曜日のデート風景をカメラが追っていく。 当時の上野動物園(ライオンの檻にブタが居る)や銀座の貴重な映像とともに、戦後間もない東京の荒廃した姿も描写されている。 戦後の混乱した社会で絶望と希望の狭間で揺れ動く若者の姿は、きっと現代の若者にも通じるものがあるだろう。 当時はリアルタイムで貧しさの苦しみや未来への希望に対して共感を得たであろうこの作品を、我々は彼らが作り上げてくれた現在に生き、観ている。 我々は、貧しさをバネに夢を活力に、でも決して平坦ではない道を歩みながら今の日本を支えてきた彼らの人生の上に生きていることを忘れてはならない。 作品に登場する二人も将来「安くて美味しいコーヒーを提供する店」を作ることを夢見ていた。 きっと実現し、繁盛したのだと信じたい。 黒澤監督はこの作品で、”貧しくとも心は貧しくなること無かれ”というメッセージを発している。 ラスト近くで、男が空想で「未完成交響曲」を指揮する姿には、”未完成”である自分たちへのもがきが切ない程に表現されており、きっと今の若者たちにも響くものがあるのではないだろうか。 現代を生きる若者たちこそ観て欲しい作品である。

  • Yahoo! JAPAN

    2.0

    賛否両論あるでしょう

    貧乏カップルの一日を描いた作品です。クライマックスでスクリーン越しに観客に拍手を求めるという禁じ手に出るという演出には当然賛否があるでしょう。私は嫌いです。未完成交響曲の指揮に執着する理由もよくわかりませんでしたし、ここがクライマックスというのも理解に苦しみました。 黒澤作品には時を経ても全く輝きを失わないものがいくつもあると思うのですが、私はこの作品には輝きを感じません。

  • hir********

    5.0

    いつの時代も、日曜日は・・・

    あわわ・・・今日デートだったの忘れてた。 昼過ぎ、彼女からのTELで大慌て・・・彼女は成増なので、豊洲で待ち合わせ、 急遽、予定変更、月島もんじゃデートにしました。 怒ってるかと、思ったが、そうでもなく。 ららぽーと前の公園で、少し話した。 映画の話になって、最近観た映画で1番感動した映画を訊いたところ、 意外な答えが、返ってきた。 黒澤明の、「素晴らしき日曜日」 30代前半で、この映画を知ってるって事に驚いた。 それから、暫らくこの映画の話になった。 俺は、ラストの駅のベンチシーンで、なぜ、女の子が泣いてるのかナゾだった。 ソレを彼女に訊いてみたら、「女の子は幸せでも泣くんですよ」と言われた。 あのラストって・・・幸せで泣いてたのか・・ この映画、黒澤作品の中でも、やや異色なんだけど、俺も好きな映画。 終戦後、間もない時代に、「夢や希望を持つこと」を語った映画だ。 悲観的な男と、夢を持つ優しい女。小さなぬいぐるみの、せつない愛しさ、 この二人が、プラトニックなのも、けなげで良い。 踏んだり蹴ったりの日曜日の最後、女の子は観客に語りかけてくる。 「皆さん、どうかお願いです。拍手をしてやってください。  皆さんの温かいお心で、どうか励ましてやってください。  世の中には、私たちみたいに貧乏な恋人がたくさん居ます。  世の中の冷たい風にいつも凍えていなければならない恋人達の為に  どうか、皆さんの温かいお心で声援を送ってください。  私たちに美しい夢が描けるようにしてください。  どうか、拍手を送ってください・・お願いします。」 この魂の叫びこそ、この映画のすべて。 戦後間もない時代を生きる若者達にとって、何よりも欲しかったのは、 同情でも、金でもない、心からの拍手なのだ!!

  • hkk********

    5.0

    100、200年経っても不滅の映画

    この映画は、これから100年経っても200年経っても不滅の映画として残ると思う。 人間をここまで愚直に真正面から描こうとした監督はいないのではないか。黒沢明監督は本当に人間を愛した人だなと改めてこの映画を観て思った。彼の映画は人間とは何かを教えてくれる。 やはり最後の野外音楽堂でのシーンは秀逸。この場面故に不滅の映画だと思う。人間は不完全で、現実に対して弱い心を持つ、そして、人間は一人では生きていけない。互いに励まし合い、助け合い、寄り添って生きてゆくもの。しかし、人間は夢を持つことで生きることに対する情熱を得ることが出来る。黒沢明監督の伝えようとするメッセージが理解できていれば、その場面では拍手しないわけにはいかない。 現代の私たちにもいろいろと考えさせられる映画だと思う。単に貧乏な恋人達に起こったとんだハプニングを物語った映画ではない。

  • SA

    3.0

    切ないけれど、タイトル通り!

    切なかったです。 正直見終わって、「もう二度と見ない」と思いました。 今の自分に、ちょっとリンクする部分があったからですかね(笑) それくらい、人間描写がよく描かれていたのだと思います。 人間の正直な感情が、よく表されていました。 でも、いちいち落ち込む彼を励まし、明るい雰囲気に持っていこうとする彼女が素敵だし、夢を語り、イメージしながら芝居する二人が滑稽なのだけど、なんかその純粋さに惹かれる。 なにより、「良かった良かった!」と、手を叩きたくなるようなラストシーン。 このラストシーンが、タイトルなんだな~と思いました。 なので今は、「もう一回見たいかも」。 そんなふうに思っています。 個人的には、渡辺篤さんが出ていたのがウレシかったです♪

  • his********

    3.0

    ネタバレ記録映画

    このレビューにはネタバレが含まれています。
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