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誰がために金はある (1948)

監督
斎藤寅次郎
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3.25 / 評価:4件

何処まで逃げるんだ~

  • bakeneko さん
  • 2011年1月28日 10時10分
  • 閲覧数 175
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

戦後の混乱期の経済難の世相のまっただ中で金策に奮闘する主人公を描いた3部からなるオムニバス喜劇で、シャレにならない問題を笑い飛ばす活力に元気を貰うと同時に“昔も今も金の問題は大変だな~(本当に日本は豊かになったのかしら?)”と考えさせられる作品であります。

戦後3年目=GHQの経済政策がことごとく失敗して、驚異的なインフレ(というか、貨幣経済が崩壊)によって、闇市が主要な食料確保手段だった時代ーを笑わせながら見せてくれる映画で、保険産業の乱立や紙幣の大増産等も興味深く描かれています。そして、そのとんでもない状況を笑いで包みながら主人公達のドタバタ喜劇を楽しませる作風は、不思議な活力に溢れていて観ていて力付けられるのであります。
また、基本的な動きのコメデイモチーフがチャップリンやキートンのサイレント期のドタバタもののパターンですので、理屈を超えた愉しさとアクション&展開の奇抜で驚かせてくれる分かり易い喜劇でもあります。
3つのストーリーは、それぞれが興味深く愉しい作品ですが、特に3話目のとんでもない怒濤の展開には瞠目させられます。
“きいちのぬりえ”風のアニメーションから劇中の不思議な舞踏?まで、仕掛け満載の娯楽作品ですが、戦後の日本の状況を学べる教材的な価値も有ると思います。

ねたばれ?
食料事情の悪かったこの時期は”太め=美人”でもあった様で...。

詳細評価

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