銀座カンカン娘
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(12件)

コミカル22.7%楽しい20.5%かわいい18.2%笑える18.2%ロマンチック9.1%

  • emi********

    3.0

    明るい映画の裏に

    それが~銀座の~カンカン娘♪という明るい歌に、希望に満ちたストーリーの映画です。 ところが、カンカン娘の意味を調べていくと戦後4年という1949年公開のこの映画にこめられた社会的な背景が見えてきました。 当時、パンパンと呼ばれた売春婦の数はおよそ7-8万人でピーク時は15万人ほどいたそうです。 自堕落な生活で選んだ道ではなく、夫や大黒柱を戦争で失い多くの女性が職を探した時代、求められた一つの道だったのかもしれません。 そんな時代に「カンカンに怒っている」という意味をこめた造語が、カンカン娘というようです。 戦後、多くの映画が人々の心をひとときでも明るくして、また明日からの仕事をがんばっていったんだろうな、などと思いをはせてしまいました。 職業を持つ女性たちは特にこの映画には、笑い以外の何かを感じ取ったと思います。 主役の女性二人も、苦労人の女優と歌手。心をこめて歌うから、楽しい中にも悲しさがあって、それを嫌味なく表現できるんでしょう。 東京ブギウギで名前だけ知っていた笠置シズ子さんですが、本当に魅力的で個性的。パフォーマンスが全く古くない。いいものは時代を超える見本ですね。

  • ma2********

    4.0

    志ん生の芝居が見られて、落語も聴ける!

    古今亭志ん生の芝居が見られて、落語も聴ける。 これだけでも一見の価値有り、です それに戦後、数年しか経っていないのに、東京の復興ぶりに驚きました。 焼け野原になったのに! これまた、一見の価値有り、です!

  • こばゆうさん

    4.0

    平和な映画だなぁ~

    とっても平和で楽しい気分になります。

  • 柚子

    3.0

    へえ~、こういう話しだったんだ

    落語には疎いが、そんな私でも面白く、見事な落語を聞かせてもらえる って、本来、♪銀座カンカン娘~(^-^; 子供のころ、よくおばあちゃんの鼻歌で、覚えていて、誰の歌?と聞いたら、笠置シヅ子だと言っていたのに、本作初めて見てビックリ!(BS日テレの放送で) 高峰秀子さんがメインだった! 生活のため、銀座で友達役の笠置シヅ子さんと一緒に♪カンカン娘~♪ ふっくらとした高峰さんの美しさ 物語的には、別段、面白くもないが、カンカン娘と落語の組み合わせがいい ~♪カルピス飲んで、カンカン娘~♪ ~♪あの子、可愛いや、パンパン娘~♪ と子役に歌わせ、コラッと(^-^; 自由だなぁ~(^-^;

  • おおぶね

    5.0

    戦後を明るくした映画

     高峰秀子の夫・松山善三が先日亡くなった。  『二十四の瞳』の主役を頼まれた時に怪奇映画だと思ったという話が残っている。小さいころ、「百人一首」ってどんな化物だろうと怖がっていたのを思い出す。  1949年の作で、日本の復興が進んでいることが分かる。  東京の郊外はすでに何もなかったかのように落ち着いている。  そして何よりもミュージカルなのだ!?  笠置シヅ子の曲だけど、高峰秀子のミュージカルになっている。  黒澤の『酔いどれ天使』は志村喬のことを指すのだが、三船の独壇場になってしまっている。  このタイトルで観客はデコちゃんを見にいこうとしたのか、笠置シヅ子だったのか?  デコちゃんは可愛い。今なら渡辺麻友かと思うが、それ以上だ。  笠置シヅ子は僕がテレビを見ていた頃にはおばさんとして出ていて親から「この人はすごい歌手だったんだよ」といわれて、ピンと来なかったのを思い出す。  浦辺粂子も若いけど、年寄り役だ。一度、フィルムセンターのエレベーターで一緒になって話しかけたことがあった。  兼六園で『男はつらいよ 柴又慕情』の吉永小百合に目の前でばったり会って以来の嬉しさだった。  それでも、噴水に笠置シヅ子が投げられるシーンがあるから、1960年の『甘い生活』のはるか先を行っているすごい作品だ(笑)。  服部良一は大好きだ。何よりも「青い山脈」で、監督は嫌ったのだが、大ヒットした(「青い」は立山連峰のように青いのか、緑の山なのか誰か教えて)。  この「銀座カンカン娘」も含め、先の「東京ブギウギ」も暗かった日本をどんなに明るくしただろうかと思う。  「カンカン」は「フレンチ・カンカン」から採られていると思っていたが、どうやら違うようだ。  デコちゃんは原節子に対抗心をもってこの映画に出たのだろうか?  シャーリー・テンプルに対抗心をもっていたとも思われる。  背後に『鉄のカーテン』の看板が見えるところで喧嘩をする。野口久光のポスターにも見えるが、どうだろう。  「僕は僕自身、尊い人間だと思っている」「あんなことに巻き込まれたくない」っていいな。  古今亭志ん生 (5代目)も含め、映画が今は亡き人々の缶詰に見えてくる。  最後に銀座の移り変わりを話して、歌につながっていくところがとってもいい。ゴキブリのことを東京方言で「アブラムシ」と言っていたことも分かる(小さい頃、北陸ではゴキブリはいなくて、あの小さい緑の虫を怖がるのが分からなかった)。  こうやって残っていくなんて、幸せなことだ。  デコちゃんの最後の顔のなんて幸せそうなこと!

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
銀座カンカン娘

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
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