ここから本文です

野良犬 (1949)

監督
黒澤明
  • みたいムービー 36
  • みたログ 580

4.05 / 評価:219件

心理分析ではなく

  • 文字読み さん
  • 2013年3月8日 0時40分
  • 閲覧数 993
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

1949年。黒澤明監督。スリに拳銃を盗まれた新米刑事は、所轄のベテラン刑事と組んで犯人を捜すことに。しかし、その拳銃を使って強盗や殺人が起きて、新米刑事は苦悩を深めていき、、、という話。新米刑事の苦悩や、転売された拳銃の持ち主である犯人の苦悩に焦点を当てるのではなく、社会問題(貧困)のなかで個人がどう対応するのかという事例を示す佳作です。ベテラン刑事の志村喬が何度も言う「心理分析はいらない」という言葉によく表れています。

物語にはさらに犯人が思いを寄せるダンサーの少女が出てきますが、犯人を嫌っていたくせに警察に問われると頑として答えない感傷的な少女の姿も決して「心理的」には描かれない。雷の夜、犯人からプレゼントされた高級ドレスを着てくるくる踊る場面(犯人に迫るベテラン刑事とのカットバックというサスペンスの名シーン)に少女の「心理」はない。最後に叫ぶ犯人の姿も。

「酔いどれ天使」に続いて千石規子がまたいい役ででています。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ