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自由学校 (1951)

監督
吉村公三郎
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3.33 / 評価:3件

自由を我らに

  • bakeneko さん
  • 2012年7月29日 1時17分
  • 閲覧数 337
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

戦後初めての“松竹vs大映”の同作対決となった獅子文六の戦後ベストセラー映画化作品で、大映版は吉村公三郎監督&新藤兼人脚色となっています。型破りな原作と、同時期に大映で実験的手法を駆使していた市川昆の影響からか、文芸派の吉村にしては珍しい“やりすぎ前衛手法&パロデイ”が突出した珍作となっています。

ある夫婦の諍いと別居を中心として、戦後混乱期の狂騒群像劇をカリカチュアライズして見せてくれる作品で、今では唖然とさせられる当時の風俗や社会状況に呆れつつ大笑いできます。
松竹=渋谷版との違いは、映画的表現や出演者のパロデイが多用されていることで、ストップモーションや音響効果、「自由を我らに」、「姿三四郎」、「青い山脈」、「愛染かつら」のパロデイに加えて、ジンタ調に編曲したクラッシック名曲をバックに流す等、最後までトンデモ感覚満載の珍品となっています。

同一原作を喜劇調に映像化した=ほぼ同じお話ですので、“松竹と大映版のどちらが上か?”と言えば、
主演夫婦の存在感と上手さ&物語の纏まりで松竹版に軍配が上がります(ついでにフィルムの保存度も)。
しかしながら、脇役(藤原鎌足、殿山泰司、大泉昆、京マチ子、山村聡、斎藤達雄、藤田進)の弾けた演技や藤田進や木暮実千代の「姿三四郎」や「青い山脈」のセルフパロデイ等の悪乗り演出は必見なので、両者を見比べるのも一興かと思います。


ねたばれ?
1、 京マチ子の変なダンスは必見!
2、 ニョロニョロストリップって...。

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