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自由学校 (1951)

監督
渋谷実
  • みたいムービー 4
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3.80 / 評価:5件

佐田啓二が凄いことに

  • bakeneko さん
  • 2009年5月21日 13時02分
  • 閲覧数 914
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

当時の人気作家獅子文六の原作は、同年(1951)に松竹(渋谷実版)と大映(吉村公三郎版)が競作した傑作で、後年はテレビドラマ化もされています。
両作品を比べてみると、(決して大映版も悪くはないのですが)題材の適性、役者の豪華さ&キャラクターへの投影度などから、松竹版の方に軍配が上がる出来となっています。
渋谷実の風刺性と諧謔味溢れる演出は時にやりすぎ感がありますが、この原作の寓意性には良くマッチしています。
何よりも、役者が素晴らしく贅沢に出てくるところが本作の楽しさであります。
何時になく“ヌボー”とした、佐分利信
煌く美しさの中に“女の本性”を出す、高峰三枝子
若きアナーキーさが眩しい、淡島千景、
時々名言を吐く、東野英治郎&高橋豊子
大暴れする、笠智衆
胡散臭さの塊、小沢栄
等など、味のある登場人物による悲喜劇のアンサンブルは至福の楽しさをもたらしてくれます。そして、“夫婦の機微”を見事に表現した作劇&セリフの見事さに唸らされる作品でもあり、“当時の混乱していた世相”を的確に再現している社会学的映画の側面もあります。

先の読めない展開に、はらはらしながら大笑いして、更に“人生の或る真理”を悟ることの出来る楽しい喜劇的寓話であります。

詳細評価

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