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命美わし (1951)

監督
大庭秀雄
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3.25 / 評価:4件

予感って一体...。

  • bakeneko さん
  • 2010年11月4日 17時43分
  • 閲覧数 106
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

自殺の名所の“城の内堀”の近所に住む一家と自殺志願者達との交流を、ユーモアを交えながら見せてくれる“人間喜悲劇”の佳作であります。

戦後の混乱期から脱しつつ有った日本の状況を、“ある特異な立地条件の一家の人間関係を巡る奮闘”で見せながら、“困難な時代で生き抜くこと&正義を矜持することの意義”を真摯さとユーモアを交互に交えて描いた作品であります。

飄々とした惚けたユーモアの親世代(笠智衆、杉村春子、小沢栄太郎)と、
まだ青臭いけれど真剣さが眩しい子供世代(三國連太郎、佐田啓二、桂木洋子、淡島千景)が、
それぞれのスタンスで“人生の問題”に対面する様を、
ちょっと硬めの演出で見せて現実的な展開に観客をハラハラさせつつ、最後に後味良く纏めた作品で、多くの名優の味わいと若手の美しい懸命さに爽快な映画であります。

何と言っても、笠智衆のお父さんと杉村春子のお母さんの掛け合いが愉しく、“自殺”という重いテーマを上手く和らげていて、見ていてのんびりと肩の力が抜けてくる作品でありますので、現代の真面目過ぎる不況に精神的に対抗するのに良い薬かも知れません。



ねたばれ?
“うちの子は思いやりがある優しい子で...”のセリフの重複には笑えますが、こういう同じことを繰り返すお母さんて現実にもいますよね。

詳細評価

物語
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