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魚河岸帝国

bakeneko

5.0

ネタバレオート三輪が勝鬨橋を…

“魚河岸の石松”シリーズなど、築地魚市場を舞台にした娯楽小説で有名な宮本幹也の同名原作の映画化作品で、築地魚河岸で配達業を仕切る“帝國”親父(山村聡がハゲヅラ&着けボクロで大怪演!)と愉快な運転手仲間達(純情な片山明彦、 破壊的な伊藤雄之助、 女たらしの千秋実)の中に飛び込んだ大学での熱血漢:田崎潤が、勝気な花柳小菊と淑やかな野上千鶴子にモテながら仕事に打ち込んでゆく様子を、当時盛況だった築地で実際にオート三輪を大挙暴走させて撮っています(短縮版(61分)の公開名は「決斗勝鬨橋」)。 特にクライマックスのずらりと並んだオート三輪の破壊&暴走は圧巻ですし、勝鬨橋を使ったスペクタクルシーンは当時としては破天荒なアクションを見せてくれます。 現在移転先が揉めている築地の最盛期の活気とオート三輪の暴走を体感できる娯楽作で、花柳(29歳)と野上(23歳)の2女優はどちらも綺麗ですよ! ねたばれ? 娘を押し付けようとする親父に、“好きな女が別にいるんです!”と言うと、間髪を入れずに“そんなの手を切ればいい!”と言い切る反応の速さに劇場は大爆笑でした。

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