朝の波紋
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(3件)

笑える18.2%コミカル18.2%ロマンチック18.2%知的18.2%かっこいい9.1%

  • kno********

    5.0

    ネタバレ二平太の飄々とした魅力

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ぴーちゃん

    4.0

    懇懇たる知己

    昭和27年。新東宝。高峰秀子、池辺良。監督は五所平之助。 高峰秀子がフランスで半年間、息抜きをして帰ってきた後の復帰第一作なのだそうである。デコちゃん復帰第一作と銘打ったわりには、池辺良のひょうひょうとしたよさが前面に出ちゃってデコちゃんを食っちゃってる感がありありです。 デコちゃんは小さな貿易会社の社長秘書。でも営業もこなして上手く契約をまとめてきちゃったりするので社長の信頼も厚い。逆にそれが面白くない部長あたりには「女の癖にでしゃばりやがって」ってなわけで疎まれちゃったりしてる。 伊能田二平太(池辺良)は大きな貿易会社に勤めているが、実は英語が苦手で学級肌の自分にはこの仕事は向いてないと思ってる。いいとこのボンボンで大邸宅に住んでいるが、なにぶん戦後すぐのことなので外見は大邸宅だが、裏にまわってみると空襲で焼かれて、壁だけになってたりする。 瀧本篤子(高峰秀子)は家で親類の健ちゃんという少年を預かっている。健ちゃんの父親は戦死してて、母親は健ちゃんと離れて、箱根で旅館の事務をしている。つまり健ちゃんは居候の身なので、少年ながら肩身の狭さを感じている。 ひょんなことから篤子は大きな契約をバイヤーのブラッドフォード氏からもらうが実はこれは英語が苦手な二平太のへまによるものだった…。 篤子には味方をしてくれる梶五郎(岡田英次)という同僚がいる。ブラッドフォード氏からの仕事を成功させようと篤子に協力するが、もちろん彼女に特別な感情を抱いているのは明らかだった。ところが篤子は二平太に強く惹かれていくのであった…。 まぁ、はっきり言うとどうってことのない恋愛模様のお話なんですけど、面白いのが「コンコンチキ」という言葉が劇中何度も何度も出てくること。きっと当時の流行語だったんだろうと思います。本来のコンコンチキっていうのは狐のことらしいんですが、この映画では「懇懇たる知己」という意味で使ってます。知己とは自分のことをよく理解してくれる人、または親友って意味だそうです。それに「懇懇たる」とは“こころのこもった様”だそうでつなげると“こころのこもった自分のことをよく理解してくれる人”ってことになりつまりステディな男女の関係を揶揄する意味で使っていたようです。こういうのは面白いなぁ。流行語は必ず廃れる運命にあるので、映画っていうのはこういう文化的な面でも素晴らしい記録媒体であるといえます。 篤子と梶がブラッドフォード氏との契約をやっとのことでまとめて港で商品のチェックをしているときの何気ない会話が個人的にちょっとツボでした。 「この煌びやかな飾り物が、日本の貧しい女たちの内職で作られているのかと思うと複雑な気がするわ」 という篤子・高峰秀子の言葉に対して答える同僚の梶・岡田英次のいう言葉、 「俺たちが、その彼女たちを食わしてやっているんだ」 ちょっとむっとする篤子。 そしてさらに 「あっちゃん、仕事が終わったらどっか遊びに行こうか」 「いいわね。京都。あたし桂離宮へ行ってみたいわ。写真で観ると美しいわ。日本的な美しさがあるわ。」 「その日本美というやつが問題なんだよ。」 「何故?」 「わびとかさびとか、そんなものはこの物の少ない貧乏たらしい国の負け惜しみさ」 これで、完全に篤子は梶を嫌悪します。ゆえに後に梶に求婚されても色よい返事を返しません。このときの高峰秀子の嫌悪する目の演技がいいです。これだけでも見る価値はあると断言します。

  • nao********

    4.0

    いいよ これ

    隠れた名作! このタッチいいね。 爽やか作品

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
朝の波紋

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-