鶴田も岸も回る回る
- hi6***** さん
- 2010年7月6日 22時58分
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- 総合評価
この年、次郎長三国志もあって、マキノ監督の娯楽映画は絶好調です。
この映画も次郎長三国志と同じでメインのストーリーは、古めかしくて
どうでもいいものであるのですが、ストーリー上での遊びが多彩です。
情感あるシーンが延々に続いていってそこが魅力的です。
次郎長でも出てきた盆踊りのミュージカル性、
恋愛で中々本音を発言できないいじらしさ、二人並ぶ、会話出来ない
恋愛ぶりの日本風の情感、殺陣の動くカメラワークの見事さ。
そして、マキノ映画の象徴の、主人公たちが、回る回る。
鶴田、岸恵子は何度回った事であろうか。(笑)
岸恵子の若い着物姿が、抜群に美しく、可憐です。
「次郎長三国志」好きな人なら、是非お薦めの一本です。
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