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真空地帯 (1952)

監督
山本薩夫
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3.77 / 評価:13件

解説

 野間宏の実体験に基づく同名小説を、山本薩夫が監督し映画化。軍隊内部に蔓延する暴力、いじめ、理不尽な命令などを描いた、一種の反戦映画と言えよう。原作は毎日出版文化賞を受賞している。  士官の財布を盗んだとして、木谷は陸軍刑務所に二年間服役。出所した木谷は軍の内務班に復帰した。班の内部では班長をはじめ古参兵たちが、初年兵をいじめていた。特に一等兵の會田は大学出ということもあり、日常的に暴力を受けていた。しかし木谷だけはそんないじめには加担していなかった。會田は木谷に好意を寄せ親しくなるが、木谷が野戦送りの人員に選ばれることを知ってしまう。木谷が刑務所へ送られたのも、野戦送りの人員に選ばれたのも、すべては派閥争いによるものだった。

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