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縮図 (1953)

監督
新藤兼人
  • みたいムービー 3
  • みたログ 19

4.17 / 評価:12件

原作とは別物の映画版!

  • bakeneko さん
  • 2020年3月3日 7時49分
  • 閲覧数 155
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

川端康成が「近代日本の最高の小説であることは疑ひない」と絶賛したー徳田秋声の最後の長編小説(1941年に情報局の圧力で中絶)を、主人公を原作ではサブキャラだった芸妓に変更して、原作の物語の前日譚を語って行く作品で、東京の佃島の靴職人の娘が芸者として辛酸を舐めながら流転してゆく様子を活写してゆく半生記を民芸の役者たちが総出演で協賛しています。

貧しさ故に芸者となった銀子(乙羽信子)の流転を描く―「西鶴一代女」の昭和芸妓版といった趣の作品で、次々とヒロインの前に現れるダメンズ達、逞しく生き抜いている同僚(日高澄子etc)や女将(山田五十鈴が強欲だけど情に脆いキャラを好演!)、そして家族(父:小野重吉、母:北林谷栄)、女衒(殿山泰司)との邂逅と別離の中で、次第に初々しさと純朴さを失ってプロの芸妓になってゆく様子が活写されます。

貧しく人身売買まがいの商売が普通に存在した昭和の世相と人間模様を花柳界に焦点を当てて見せて行く作品ですが、人間のエゴや冷酷さは現在もそのままですし人情は昔の方が濃かったことも判りますよ!

ねたばれ?
貧乏な実家のどこから身受けする金が?

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