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上映中

祇園囃子 (1953)

監督
溝口健二
  • みたいムービー 14
  • みたログ 215

4.03 / 評価:65件

小暮美千代の妖艶ぶりが絶品。

  • エル・オレンス さん
  • 2020年10月11日 18時48分
  • 閲覧数 80
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

世界に誇る名作が量産された1953年邦画の一本。

20歳の新人・若尾文子の可憐さはもちろん魅力的ですが、それ以上に、木暮実千代の妖艶さが最高です。妹同然の美代栄を守るために辛い務めを引き受け、何事もなかったかのように平静を保って美代栄のもとに戻ってきた時の美代春の凛とした立ち振る舞いや笑みを浮かべた表情―・・凄い女優だなぁと感激しました。

女将役の浪花千栄子も、物静かな雰囲気と裏腹に冷酷さを備えた演技が見事。

ロクでもない薄汚い男性陣ばかりが出てくる分、女性陣の苦労ぶりが引き立つ本作ですが、ゲイシャと名高い舞妓世界の華やかさの裏で繰り広げられる苦しみや理不尽さが見事に描かれています。また、酔い回ったり、身体を売るといったシーンさえも、気品や上質さが不思議と感じられるのは、巨匠溝口の手腕あってこそでしょう。

宮川一夫による、畳の敷居を越え映した長回し撮りも素晴らしいです。

溝口監督、あの『雨月物語』と同じ年にこの映画を作ったのが凄いです・・!

詳細評価

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