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天晴れ一番手柄 青春銭形平次 (1953)

監督
市川崑
  • みたいムービー 1
  • みたログ 16

3.83 / 評価:6件

お婆ちゃんっ子だったのね!

  • bakeneko さん
  • 2010年11月9日 17時48分
  • 閲覧数 325
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

カルト&トンデモ映画としても有名な、市川崑の実験精神と稚気溢れる“奇天烈時代劇”であります。

まるで“ウルトラマン”の様な楽しい“切り絵”タイトルバックから始まる“やりたい放題の”時代劇パロデイ作品であります。
徹底して人を喰った演出が楽しくー
冒頭シークエンスのボケから始まって、
ジャズ調の音楽、
オーパーツ(ライターやシガレット)、
現代用語(アジト等)、
―等“時代劇では御禁制となっている設定のオンパレード”であります。

加えて、
映画フレームでの御遊び、
ハイスピード&静止画像、
サイレント期のスラップステイック映画からの引用、
―等の映画的な遊び心にも満ちている映画であります。

そして、銭形平次の“エピソード0”(=パターン誕生以前の御話)としては、
平次の性格設定
岡引きに専業化する前の職業
銭を投げることになるきっかけと初期の工夫
八五郎との関係(八五郎の生活&家族も楽しく紹介!)
お静との馴れ初め(彼女の生業は..)
が興味深く紹介されます。

平次:大谷友右衛門、八五郎:伊藤雄之助の息のあったコンビに、お静(瞼パチパチが可愛い杉葉子)、八五郎の叔母:三好栄子、ライバルの柳谷寛等芸達者で固めたキャストの演技に悪のりし過ぎのゲストキャラが加わっての展開は、流石に賑やかすぎて推理&劇性は弱まっていますので、ストーリーに拘るよりはこのハチャメチャを楽しむことが肝心の作品であります。

銭形平次を知っている方ならばより楽しめる“悪のり時代劇パロデイ”の怪作で、破天荒な展開に浮き世の悩みも吹っ飛びます。


ねたばれ?
劇中に出てくる“みーちゃん”はとっても大人しい良い猫です。

詳細評価

物語
配役
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映像
音楽

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