ひろしま
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

本編配信

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予告編・動画

作品レビュー(35件)

恐怖20.2%悲しい19.0%絶望的19.0%泣ける11.9%切ない9.5%

  • gahdfn

    5.0

    日本人が見るべき映画

    戦後間もない時期に良く作れたなぁと素直に思う大傑作

  • たーちゃん

    5.0

    ネタバレまるで地獄絵図

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • aco********

    5.0

    「物語化」しないことの誠実さ

    原爆の悲惨さを伝えようとする時にありがちなヒューマニズムがまったく気にならない。何故か?「記憶」を単に「悲劇」として「物語化」して伝えようとするのではないからだ。そうではなく、その「光景」を能うかぎり克明に刻みつけておこうとしている。幾千もの「光景」の「断片」が、痛々しいほど生々しく散りばめられている。(これこそ、「文学」にも「絵画」にもできない、「映画」にしかできないことでもあるだろう)。 実際の広島市民たちも参加した壮絶な描写、しかしこの映画の見どころは、そこだけではないように感じられた。 特に興味深かったのは「戦後」を生きる原爆孤児たちや青年の姿。まったく飽きさせることなく幾つものシーンが進行するが、しかしここも「物語」として訴えかけるのではなく、印象的な挿話の「断片」が折り重なっている。 防空壕の盗難。 生存したにもかかわらず生き別れてしまった兄妹。 銅板を剥がして売ったり、米軍に「ハングリー」と声をかけて生きる孤児たち。 様々に技術をつける子供たち、「宮島」から脱走する子供たち。 結婚はできないものと悲しみを抱く若い女性。 宗教に興じる大人たち。 原爆記念公園の碑文にある「過ちは繰り返しませんから」の主語は誰か。 その前で「ピカドン土産」で物売りする孤児たち。 「宮島」の防空壕に山のように転がる白骨も出てくるが、今や、この土地にはこうした「記憶」は微塵も感じられない。 働いている工場が、気づけば武器を作りはじめている…、知らず知らずのうちに戦争に加担してしまうかもしれないこと、『チャップリンの殺人狂時代』…。 最後の、広島市民たちの行進する姿、尋常じゃない数の人々。これをフィルムに刻みつけておこうとする姿勢が、この映画に込めた強い想いと願いを物語っている。そこに鳴り響く鐘、そこに重なってくる伊福部昭のレクイエムと死者たちの姿。 岡田英次は6年後に『ヒロシマ・モナムール』に出演している。

  • hma********

    5.0

    40年覚えていられたことなら、

    小学校高学年の頃だろうから、もう40年前になる。たしか、音楽教室に暗幕をはってこの映画をみた。 内容はまったく覚えていなかったが、ユージェントルマン、ババママピカドンデハングリー!というセリフだけが記憶に残った。その事だけを40年覚えていたのだから、相当なインパクトだったのだろう。 近年、昔の映像へのアクセスが格段に楽になった。昔みた映画、テレビ、CM などがYouTubeのお陰でたったひとつのセリフを手がかりに、検索して確認することができる。そして、サブスクでの映像サービスによって、過去の映画をいとも簡単に見れるようになった。本当に素晴らしいことだ。今回もこのパターンで本作を見た。少し前から、ユージェントルマン~のフレーズは本作であることを知っていたが、まさか配信されているとは思わなかった。 1953年の作品である。戦後8年、撮影は同7年ほどか。撮影時の広島の町の映像があるが、自分が知っている時代の町並みとたいして変わっていない。それほどまでに広島と日本の復興は早かったのだと改めて感心する。75年は草木が生えないといわれた町がである。 ストーリーはしっかりしていて、エンドウユキオの物語である。ただ、そうとはっきりわかるのが後半になってからであるため、エピソードの詰め込みが少し多いか。複数回観れば、流れを追ってみていけるだろうが、残念ながら繰り返しみるには重すぎるな。今なら、編集の順番が違うだろう。 名前をみたことのある俳優、女優の顔が若く、これは新鮮。子役も、今風でない、上手い子役でないところが良い。 たったひとつのフレーズを40年間覚えていられた。そして、戦後75年が経ってこの歳になって、この映画を観ようとする中年になりました。 内容については激奨とまではいかないが、映画の持つ力と、日本人の変わらない姿を鑑賞できて満足です。 40年覚えていられたことは、恐らく自分が死ぬまでは覚えていられるだろう。こんなすごい映画があるよということを、誰かに伝える役目を果たそうと感じた作品でした。

  • rat********

    5.0

    衝撃!皆に観てほしい後世に残したい作品。

    NHKで鑑賞。 日曜の朝からこんな気分になるなんて・・・。あまりの衝撃映像に、単純に驚いたと言うよりも、自分がこの事実を知らなかった、知ろうとしなかったことに腹立たしかった。 広島に赴任して一年が過ぎた。身近に居るということもあって、番組表で「ひろしま」を見つけたとき、単なる興味本位での鑑賞だった。まさか、こんな気持ちになるなんて。 原爆が投下されて、僅か8年でこんな作品が作られていたとは。 自分が生まれる前の作品で、白黒映像。カラーだとかえって嘘が目立つかもしれない、白黒映像の妙とでもいう迫力あるシーンの連続でひとときも目を離すこと無く魅入ってしまった。泪が、溢れてきていた。 舞台は多分公開当時だろう。学校で女生徒の白血病が発覚するところから始まる。まだ戦争は終わっていない、傷は癒えていないという訴えだろうか。 そして、被爆者が三分の一いるクラスの中で、少年の一人が「被爆者の気持ちをもっと知ってほしい」と悲痛な叫びをあげる。 戦時中に舞台はうつるのだが、投下後である後半は正に地獄絵図だった。 これといったストーリーがあるわけではなく、ドキュメンタリータッチで投下後の様子を淡々と描いている。 熱さから逃れるために河に入水する人々。ゾンビさながらにボロボロの衣装をまとい、フラフラと廃虚を移動する。戦争中であるが故に、逃げ惑う。どこに逃げるというのだろう。 家族を探し続ける親。「おかあさん」と泣き叫ぶ子供。体の痛みに苦しみ、もがきあがく。痛みを感じる気力すらなく、死にゆく人。数日が経過していくなかで何もできず、死を迎える。混乱の中で生き別れとなる兄妹。 どれもが現実に起こり得たであろう出来事を忠実に描いている気がする。 ただし、これはあくまで、映像作品であるから、本当の衝撃に叶うはずもなく、こんなもんじゃないだろうと頭の中で補填しながら鑑賞していた。 余談ではありますが、原爆記念館も行ったことあります。正に、ドキュメンタリー、真実の写真が、そこにあるんですが、自分は素直に見れませんでした。 確かにこんな被害を受けたんだと見せることは、重要なのかもしれませんが、それは写真に写っていた人達が望んでいたことなんでしょうか? 自分の悲惨な姿が、多くの人への晒し者になっているようで、見せ物として利用されて可哀想という気持ちしかおきませんでした。すみません、自分はそこから反戦という意図を見出だせませんでした。 だからこそ、この見せるために作られた作品で、より一層の悲惨さ、反戦への思いを受けた気がします。 もう一度言います。 終戦から僅か8年で、これだけエネルギーに溢れた凄まじい作品が出来たことにホンッと驚きです。 きっと作り手側にも、強い想いがあったんでしょう。 とにかく、この作品。良い悪いなんて、言えるもんじゃありません。 とにかく見てほしい。知ってほしい。そして、考えてほしい。 こんな恐ろしい爆弾が、まだ世界中に溢れていることを。 世界には今でも戦争をしている国があることを。 そして、戦争に巻き込まれ、数多くの命が失われていることを。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

ベルリン国際映画祭第5回

長編劇映画賞

基本情報


タイトル
ひろしま

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル