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次郎長三国志 第六部 旅がらす次郎長一家 (1953)

監督
マキノ雅弘
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3.40 / 評価:5件

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  • 文字読み さん
  • 2008年12月1日 15時21分
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    • 総合評価
    • ★★★★★

1953年。マキノ雅弘監督。シリーズ6弾。追われる身となった次郎長一家だが、妻のお蝶は次第に体調を崩し、かくまってくれるところも少ない。ようやく身を寄せた、かつて助けた相撲取り久六にも裏切られて・・・。という話。まだまだ続くので乞うご期待で終わりです。

とにかくみんなが泣く。裏切られては泣き、お蝶が死んでは泣き、泣くなといいつつ泣く。そして、義理を忍んで、というような場面でもすぐに舞台裏が明らかになるように、隠し事ができない映画です。「あいつはこんなことをしてまで」というようなことがみんなに筒抜け。そして泣く。

すべてが画面に出てきているので、心理を読むなんて必要はまったくない。泣きながら笑い、けんかしながら肩を抱き合うのだから、なにが心理なんだかわからない。何も明確にはならないまますべてが表に出ているすごい映画です。隠し事がない。

ほぼ動かないか、ゆったりとしか動かないカメラが、お蝶の気迫に押されててとんでもない速さで切り返す前半の場面に要注意です。そして後半は越路吹雪の独壇場。亭主を「おい、お前」と呼びつける一方で、神様には「アノ人はわたしに惚れているに違いないのに・・・」と打ち明ける。その身のこなしから目が離せません。

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